銀行・金融業界におけるCRMとは?おすすめCRMツール12選も紹介【2024年最新版】
他社との差別化を図るため、CRMの導入を検討している金融機関は多いでしょう。CRMを導入することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
今回の記事ではCRMのメリットや、導入する際のポイント、成功事例を詳しく紹介します。あわせておすすめCRMも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
なお、CRMのツールの選び方がわからない!という方はお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算を弊社コンサルタントがヒアリングし、ツール選定についてアドバイスします。相談料は一切無料です。
【無料】CRMのツール選びを相談するCRMとは?
CRMとは「Customer Relationship Management」の略称で、日本語になおすと「顧客との関係を管理する」という意味になります。名前の通りCRMは顧客を管理することに特化したシステムを指して使われる場合があります。顧客との関係性や顧客の情報、これまでのコミュニケーション履歴などを一元管理。可視化することで、顧客に対して効果的なアプローチを行うことを目的としています。
CRMとよく似たツールに、MAとSFAがありますが、どちらも内容は同じではありません。MAは「Marketing Automation」の略で、見込み顧客の管理や分析のような、マーケティングのサポートをしてくれるツールです。SFAは「Sales Force Automation」の略で、営業ステータスの管理や、営業メンバーの行動管理のような、営業管理の効率化を目的としています。
【無料】CRMのツール選びを相談する銀行・金融業界でCRMが注目される理由
銀行や金融業界でCRMが注目されている理由として、「顧客との関係性が収益に影響する」ことと、「2025年問題への不安がある」ことがあります。
それぞれの理由について、詳しくみていきましょう。
顧客との関係性が収益に影響する
銀行・金融業界の特徴として、顧客との関係が収益に影響しやすいという特徴があります。各金融機関はこれまでも顧客とのリレーション強化を重視していましたが、対面での関係構築を行ってきました。そのため顧客との関係性は担当者個人との信頼関係に基づく場合も多く、転勤などで担当が変わったとたんに取引がなくなってしまうという事例もあります。
CRMを導入することで、一元的な顧客管理が可能になり、担当者への依存を防げるでしょう。全ての職員がお客様情報を共有できることで、適切なタイミングで効果的なアプローチができます。CRMで顧客管理をDX化することで、収益強化へと繋げることが期待されています。
2025年問題への不安がある
銀行・金融業界でCRMが注目されるもう1つの理由として、「2025年の壁」問題への不安があります。「2025年の壁」とは、2019年の経済産業省による「DXレポート」に登場した言葉です。IT人材の不足とシステムの老朽化により、最大で12兆円もの経済損失が生じる可能性を指摘。各金融機関が対応を急いでいます。
金融機関にはセキュリティ強化を優先してきたため、印鑑などの古い慣習が多く残っています。他業種に比べるとDXの導入が遅れているという背景も、CRMが注目されている理由といえるでしょう。CRMの導入によって顧客との接点をDX化することで、経営の効率をアップする取組が求められています。
【無料】CRMのツール選びを相談する銀行・金融業界でのCRM導入のメリット
顧客情報を可視化して一元管理できる
CRMを導入するメリットの1つが、顧客情報を一元管理できることです。金融業界では顧客情報を、営業担当が個別に管理しているケースも珍しくありません。CRMによって顧客情報を可視化、必要な顧客情報を共有できます。
必要なときに必要な情報を取得できるようになるため、顧客に対して効果的なアプローチができるようになります。また金融機関では、融資先の信用リスク管理も必要。CRMの顧客情報を管理・分析することで、与信管理に役立てることもできます。
部門ごとの顧客対応が可能になる
金融機関には支店や部署など多くの拠点がありますが、CRMの導入によって全ての社員が顧客情報を共有できます。違う支店と取引をしているお客様からの問い合わせや、本部へのクレーム対応など、顧客情報が分かることで適切な顧客サポートが可能になります。
銀行・金融業界は顧客サポートの質が、他社との差別化になり顧客との取引継続のポイントになるでしょう。CRMを導入することで担当部署だけでなく、金融機関全体を通じた顧客サポートが可能になります。
コールセンターの業務効率化ができる
CRMの導入によって、コールセンター業務の効率化が図れます。多くの銀行・金融機関ではお客様からの問い合わせ窓口をコールセンターに集約しています。従来であればコールセンターで得た顧客情報や問合せの履歴などは、取引している部署や支店に還元する必要がありました。CRMがあれば顧客情報を共有できるため、各拠点への情報還元をおこなう手間を省略でき、効率化が図れるでしょう。
戦略的な営業ができる
CRMの顧客情報を分析することで、戦略的な営業ができます。顧客の家族情報を活かして、相続対策や生前贈与といった深堀した提案も行えます。顧客を深く知ることができるようになるため、高度な提案が可能になります。
CRMを導入する際のポイント
導入によって解決したい課題を明確にする
CRMを導入する際には、解決したい課題を明確にしておきましょう。CRMを導入して業績評価目標を決めたり、CRMを活用した戦略を行ったりするのであれば、営業面における課題を洗い出しておきましょう。CRMは他のシステムに比べると機能が多いので、活用方法を明確にしておかないと、導入しても機能しません。
CRMの導入によって、これまでの業務フローが大きく変わってくるような部署もあります。関係部署とも事前にすり合わせを行っておくことで、混乱を防げます。
現場が使いやすいシステムを選ぶ
CRMを導入する際には、操作性にも注目しましょう。実際にCRMを利用する現場のスタッフが、上手く使いこなせなければ意味がありません。金融業界にはITリテラシーがそこまで高くない方も多いため、誰でも使いやすいサービスを選ぶようにしましょう。
CRMは多くのスタッフが使うことを前提に開発されているため、どのサービスも見やすく使いやすい仕様です。しかしサービスによって操作性に差があるため、事前に無料トライアルなどを活用して使用感は確認しておきましょう。
サポート面が充実しているか
銀行・金融業界は情報漏洩が命取りになりかねません。口座情報や取引先企業の財務情報など、他の業種に比べると重要な情報を多く保有しています。情報漏洩を起こさないためにも、サポートやセキュリティが充実しているサービスを選ぶようにしましょう。
外部サービスとの連携
CRMを導入する際には、外部サービスとの連携も確認しておきましょう。CRM単体でも効果はありますが、外部サービスとの連携によって更に効果を発揮します。マーケティングを支援してくれるMAと連携できれば、見込み客から既存顧客に切り替わった際にデータの引継ぎもスムーズにできます。
営業支援システムのSFAは、どちらも顧客データベースを前提とした機能であるため相性の良いシステムといえるでしょう。このように外部サービスとCRMと連携させることで、サービスの質を高められるでしょう。
銀行・金融業界での導入事例
銀行・金融業界では実際に多くの企業がCRMを導入します。導入に成功した事例を3つ紹介します。
導入企業 |
導入による効果 |
北日本銀行 |
本部と一体となった営業が可能になり、 引継ぎ時の業務の効率化にも成功。 |
新生銀行 |
顧客に寄り添ったビジネスモデルへの変換に成功。 |
三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
従来のシステムを残したハイブリッド型のシステムで 効率化を実現。 |
北日本銀行
参照:インテック
岩手県が基盤の北日本銀行では、平成19年より自行での行動管理システムを運用していました。しかしシステム運用の負担の増加に伴い、株式会社インテックが運営する金融機関向け総合情報系ソリューションF3を導入。平成26年から運用を開始しています。
従来のシステムに比べるとF3では顧客との交渉履歴を登録する際に、登録内容のひな型が定義されている特徴があります。そのため顧客に聞くべきポイントや報告すべきポイントが明確になり、価値のある顧客情報の蓄積に成功。営業活動へと活かせているとのことです。
また営業店で登録されたデータはリアルタイムで本部確認できるため、本部と営業店が一体となった営業活動が可能になりました。転勤の多い金融機関では担当者が引継ぎを行うことが多いですが、CRMの導入により引継ぎも効率化にも成功しています。
新生銀行
参照:salesforce
100万人を超えるユーザーを有する都市銀行ですが、店舗数ではメガバンクに、オンラインバンキングではネット専業銀行に機能が劣るという課題がありました。そのため従来のサービスを脱却して、顧客に寄りそうビジネスモデルとして変換するためCRMを導入しました。
従来型のやり方を尊重する営業部門から反対もありましたが、CRM導入による効果を丁寧に説明することで導入を実現。これまでチャネルごとに分散していた顧客情報が統一でき、
さらに取引ステータスや、Webサイトでの行動履歴も一元管理できるようになりました。
CRMの導入により顧客情報を管理・分析できるようになったことから、顧客によりそうビジネスモデルへの変換に大きく踏み出せています。
三菱UFJモルガンスタンレー証券
参照:salesforce
三菱UFJフィナンシャルグループの中核総合証券会社である三菱UFJモルガンスタンレー証券は、使用していたCRMサービスの終了に伴いシステムの刷新を決定。Salesforce社のCRM機能を導入しました。
従来のCRMシステムを使っていたことから、顧客との面談記録や営業の提案内容など重要な情報が既存システムに蓄積されていました。そこで既存の情報を残したシステムと、将来のニーズに対応できるような新しいシステムの、ハイブリッド型のシステムを導入することにしました。
過去の蓄積情報を活かしつつ、新しいシステムでは顧客の資産状況の変化などをグラフで表示しています。各拠点との情報連携もスムーズにできるようになり、伝達スピードの向上に成功しています。
おすすめCRM12選
ここからはおすすめのCRMサービス12選を紹介していきます。サービスを比較する際の参考にしてください。
サービス名称 |
特徴 |
費用 |
Salesforce Sales Cloud |
|
Unlimited:43,560円 (税込み、詳細は要問合せ) |
Synergy! |
|
要問合せ |
GENIEE SFA/CRM |
|
スタンダード:32,780円~ プロ:54,780円~ エンタープライズ:107,800円~ (全て税込み) |
FormFactory |
|
要問合せ |
Customer Rings |
|
要問合せ |
ホットプロファイル |
|
要問合せ |
Flipdesk |
|
初期費用:55,000円 月額費用:55,000円 (全て税込み、詳細は要問合せ) |
CAMCARD BUSINESS |
|
月額費用:1,700円~ (詳細、税込価格は要問合せ) |
Pipedrive |
|
プロフェッショナル:49.90ドル (税込み価格、詳細は要問合せ) |
Mazrica Sales |
|
Starter:30,250円 (税込み、詳細は要問合せ) |
Zoho CRM |
|
エンタープライズ:5,280円/月額 (税込み、詳細は要問合せ) |
F3 |
|
要問合せ |
Salesforce Sales Cloud
画像引用:Salesforce
Salesforce Sales Cloudのおすすめポイント
- マーケティングとの高度な連携により、見込み客の獲得ができる
- 商談成約に必要な情報とタイミングを、AIが通知してくれる
- 10年連続で世界NO.1のCRMプロバイダーに選出されている
Salesforce Sales Cloudは、アメリカのSalesforce社の日本法人である株式会社セールスフォージャパンが運営しているCRMサービスです。顧客管理機能に加えて、マーケティングや営業に関する機能を備えている点が特徴といえるでしょう。
見込み顧客に対してマーケティング部門が顧客データを分析してメールを発信。見込み顧客が広告やWebサイトをクリックすると、営業チームへ自動で通知が発信されます。営業チームは見込み顧客に対してタイムリーなアプローチが行えます。キーマンの関心や過去の接触履歴などの必要な情報も、一元管理が可能です。
蓄積したデータを分析してAIが成約に向けたタイミングとアクションを通知してくれるため、成約率をあげられるでしょう。セールスフォースはInternational Data Corporation(IDC)の発表によると、10年連続で世界No.1に選出されています。多くの実績を誇っています。
Salesforce Sales Cloudの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社セールスフォースジャパン |
主な機能 |
CRMプラットフォーム |
価格感 ※税込み |
Unlimited:43,560円 (詳細は要問合せ) |
実績詳細 |
|
Synergy!
Synergy!のおすすめポイント
- 操作性の良いデザインで、マニュアルがなくてもすぐに使える
- 高いセキュリティ性能のため、個人情報を安心して蓄積できる
- 顧客満足度90%を超える、充実したサポートを受けられる
Synergy!は大阪市に本社のあるシナジーマーケティング株式会社が運営している、CRMサービスです。操作性の良いデザインが特徴で、「マニュアルがなくても短時間で効率よく使える」管理画面となっています。ITリテラシーに不安のある方も多い金融機関には、おすすめのCRMといえるでしょう。
高いセキュリティ性能も、Synergy!のメリットです。ファイアーウォールに不正侵入検知など外部からの防護はもちろん、データの持ち出しを防ぐための機能も備えています。プライバシーマーク・ISMSの国際規格「ISO/IEC27001」の認定を取得しているため、安心して利用できるでしょう。
充実したサポートを受けられるため、トラブルの際も安心です。アドバイザー直通のつながりやすい電話や、24時間受付可能なメールのほか、サポートサイトも充実。操作方法が分からない場合も気軽に問合せできるため、多くの社員が利用する金融機関にはおすすめです。
Synergy!の概要・実績・価格感
会社名 |
シナジーマーケティング株式会社 |
主な機能 |
CRMプラットフォーム |
価格感 ※税込み |
要問合せ |
実績詳細 |
|
GENIEE SFA/CRM
画像引用:GENIEE SFA/CRM
GENIEE SFA/CRMのおすすめポイント
- 6,300社を超える導入実績があるため、安心して利用できる
- シンプルな画面なため、初めての方でも使いやすい
- Gmailやスラックなど多くの外部ツールとの連携が可能
GENIEE SFA/CRMは東京都新宿区に本社のある株式会社ジーニーが運営する、CRM/SFAツールです。これまでの導入実績は6,300社を超えており、多くの実績があるため安心して利用できるでしょう。
親しみやすいシンプルな画面で、入力も分析も直観的に行えます。ITリテラシーに不安のある方でも使いやすく、定着率は99%を実現しています。またGmailやスラックなど、多くの外部ツールとの連携が可能。入力や報告を自動化ができ、業務の効率化が実現できるでしょう。
申込開始から1~2カ月での運用開始ができることも、GENIEE SFA/CRMの特徴です。スムーズな導入に加えて、カスタマーサクセスチームがありサポート体制も充実しています。プライバシーマークを取得するなど、セキュリティ面も高く安心して運用できるでしょう。
GENIEE SFA/CRMの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社ジーニー |
主な機能 |
CRM/SFA |
価格感 ※税込み |
スタンダード:32,780円~ プロ:54,780円~ エンタープライズ:107,800円~ |
実績詳細 |
|
FormFactory
画像引用:FormFactory
FormFactoryのおすすめポイント
- メールマーケティングにより、売上増加が期待できる
- 簡単にメールフォームやアンケートが作成できる
- 自由なデータテーブルの設計により、用途に合わせたデータ管理ができる
FormFactoryは東京都千代田区に本社のあるエンバーポイントホールディングス株式会社が運営する、CRM/メール配信サービスです。CRMに蓄積されたさまざまなデータを分析して、メール施策を行えるため売上アップが期待できるでしょう。
FormFactoryでは1時間に4,100万通という高速大量配信にも耐えられるメール配信エンジンを搭載。さらに受信環境に合わせた高度な送り分けも可能なため、高い到達性を誇るメール配信を行えます。また簡単な操作で用途に応じたメールフォームや、アンケートの作成が可能。効果的なメール配信が行えるでしょう。
CRMデータを自由に設計することが可能なため、用途にあわせてデータ管理も行えます。フォームやアンケートごとに個別にデータ管理を行えたり、グループ管理者を設定することで横断的にデータ管理できることも可能な点もメリットといえるでしょう。
FormFactoryの概要・実績・価格感
会社名 |
エンバーポイントホールディングス株式会社 |
主な機能 |
CRM/メール配信サービス |
価格感 ※税込み |
要問合せ |
実績詳細 |
|
Customer Rings
画像引用:Customer Rings
Customer Ringsのおすすめポイント
- 深堀した顧客データの分析により、顧客の嗜好を踏まえた施策が可能になる
- 顧客の感情の変化まで踏まえた分析が可能
- 顧客が必要としている配信が可能になり、売上アップが期待できる
Customer Ringsは株式会社プラスアルファ・コンサルティングが運営している、CRM/MAツールです。分析能力に優れていることが特徴で、分析結果をクリックするだけで、対象顧客を一覧で確認できます。抽出された顧客をその場で確認できるため、深堀した分析ができるでしょう。
顧客一人一人の行動や感情の変化までを把握し、さらに複数のパターンを比較することでより顧客を理解できます。深い分析によって顧客を深堀して理解することで、効果的な営業活動が行えるようになります。
メールやLINEの配信も、分析に基づいて内容やタイミングを変えることで、より効果的になるでしょう。Customer Ringsには配信を自動化できる機能があるため、業務を効率化しながら効果的な配信が行え、売上アップが期待できます。
Customer Ringsの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社プラスアルファ・コンサルティング |
主な機能 |
CRM/MAツール |
価格感 ※税込み |
要問合せ |
実績詳細 |
|
ホットプロファイル
画像引用:ホットプロファイル
ホットプロファイルのおすすめポイント
- 顧客管理から営業支援までが集約されている
- 充実したサポート体制で、初めてでも安心して利用できる
- 段階的に必要な機能を追加できるため、手軽に始められる
ホットプロファイルは東京都新宿区にある株式会社ハンモックが運営する、CRMを活用した営業支援ツールです。新規開拓・名刺管理・営業支援をワンストップで行えるため、従来のような複数のシステムを利用することに比べると、コスト削減ができるでしょう。
またサポート体制も充実しているため、初めてでも安心して利用できます。導入から現場に定着するまではどの企業も時間がかかりますが、初期設定ガイドや管理者向けセミナーなど豊富なサポートメニューがあります。
ホットプロファイルには豊富な機能がありますが、必要な機能を選んで利用できます。段階的に機能を追加できるため、事業規模や内容に応じたカスタマイズが可能です。営業現場としても使い慣れた操作感で機能を追加できるため、不可なくバージョンアップできるでしょう。
ホットプロファイルの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社ハンモック |
主な機能 |
CRMを活用した営業支援ツール |
価格感 ※税込み |
要問 合せ |
実績詳細 |
|
Flipdesk
画像引用:Flipdesk
Flipdeskのおすすめポイント
- サイトに設置したタグから、ユーザーの顧客データを収集できる
- 収集したデータをもとに、興味を持つユーザーをターゲティングできる
- ユーザーのニーズに応じた接客アクションが行える
Flipdeskは東京都港区にある株式会社マテリアルデジタルが運営する、CRMを活用したWeb接客ツールです。サイトを訪れたユーザーの閲覧・購買データを分析して、適切なアプローチが行えることが特徴といえるでしょう。
キャンペーン告知やクーポンの発行など、分析したデータに基づいて一人ひとりに最適化された自動接客を行えます。サイト運営者の意図とユーザーのニーズを最適なかたちで結び付けてくれるため、売上アップが期待できるでしょう。
BOXIL SaaS AWARD Summer 2023のWEB接客部門において、サービスの安定性No.1と使いやすさNo.1を受賞しています。さらにIT製品レビュープラットフォームである「ITreview」においては、総合6部門にて最高位の「Leader」を3年連続で受賞するなど、外部からの評価も高いです。
Flipdeskの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社マテリアルデジタル |
主な機能 |
CRMを活用したWEB接客ツール |
価格感 ※税込み |
初期費用:55,000円 月額費用:55,000円 (詳細は要問合せ) |
実績詳細 |
|
CAMCARD BUSINESS
画像引用:CAMCARD BUSINESS
CAMCARD BUSINESSのおすすめポイント
- 世界最高クラスのOCRで、5秒で名刺データを読み込める
- スマホでも多くの機能を使え、外出時でも役立つ
- 社内の名刺情報を共有することで、営業チャンスを逃さない
CAMCARD BUSINESSは東京都港区に本社のある、キングソフト株式会社が運営する名刺管理を軸としたCRMツールです。社内で属人的に管理されている名刺情報を、一元管理することで営業機会を逸失しなくなるような効果が期待されます。
名刺管理ツールは他社でもありますが、CAMCARD BUSINESSは名刺情報の読み込み速度が強みといえるでしょう。5秒で鮮明にデータ化してくれるため、営業マンの名刺管理に関する業務を効率化できます。またスマホでも利用できるため、外出先からでも必要な情報にアクセスできます。
社内の名刺情報を共有できるため、商談相手のキーマンに関する情報なども取得でき、成約率のアップが期待できるでしょう。Salesforceなどの外部ツールとの連携も可能なため、営業効率をアップできます。
CAMCARD BUSINESSの概要・実績・価格感
会社名 |
キングソフト株式会社 |
主な機能 |
名刺を軸にしたCRMツール |
価格感 |
月額費用:1,700円~ (詳細、税込価格は要問合せ) |
実績詳細 |
|
Pipedrive
画像引用:Pipedrive
Pipedriveのおすすめポイント
- 直観的な操作ができるUI/UXなため、使いやすい
- セールスに必要な作業を自動化できる
- 高いセキュリティのため、安心して利用できる
Pipedriveは株式会社Merが運営する、営業担当者向けのCRMツールです。従来のCRMに良くある定着率の低さを改善するために、営業パーソン目線で作られたCRMプラットフォームといえるでしょう。操作性の良いUIによって、ITリテラシーの高くない金融機関職員にもおすすめのシステムです。
また数多くの外部サービスとの連携が可能なため、多くの作業を効率化できます。提案書や見積書の自動生成によって、業務効率を大幅に改善できるでしょう。
またPipedriveでは、高いレベルでのセキュリティー対策が施されています。セキュリティーダッシュボードではユーザーのアクセス方法や場所、時間などを確認できます。それだけでなく、不審なユーザーやアカウントのアクティビティをすぐに察知できるでしょう。データを暗号化によって保管することだけでなく、毎日のバックアップによってデータ消失時も安心です。
Pipedriveの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社Mer |
主な機能 |
営業向けCRMツール |
価格感 |
プロフェッショナル:49.90ドル(税込み価格は要問合せ) (詳細は要問合せ) |
実績詳細 |
要問合せ |
Mazrica Sales
画像引用:Mazrica Sales
Mazrica Salesのおすすめポイント
- 案件の受注確度をAIが算出してくれるため、売上予測がたてやすい
- 売上実績などの推移をダッシュボードで簡単に把握できる
- スラックやChatworkなど、多くの外部サービスと連携できる
Mazrica Salesは東京都千代田区に本社のある株式会社マツリカが運営する、CRMサービスです。高い性能のAI機能を搭載しており、案件の受注確度や契約予定日、契約金額などを過去のデータから算出してくれます。そのため売上の見込みがたてやすく、受注率のアップが実現できるでしょう。
またレポート機能が充実しており、売上実績の推移や着地見込みなどがグラフで容易に確認できます。営業活動に必要なデータが可視化できるため、営業の効率化が図れるでしょう。
スラックやChatwork、Microsoft 365などの多くの外部サービスと連携できる点もメリットといえるでしょう。名刺や請求書の管理なども外部サービスとの連携によって行えるため、社内のさまざまな業務を効率化できます。
Mazrica Salesの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社マツリカ |
主な機能 |
営業向けCRMツール |
価格感 (税込み) |
Starter:30,250円 (詳細は要問合せ) |
実績詳細 |
|
Zoho CRM
画像引用:Zoho CRM
Zoho CRMのおすすめポイント
- 自社のニーズに応じて操作性をカスタマイズできる
- 営業活動をアシストしてくれる機能があり、目標達成に近付ける
- 事業の成長にあわせて拡張できる
Zoho CRMはゾーホージャパン株式会社が運営するCRMサービスです。画面UIを自由に変更できるなど、操作性をカスタマイズできる点が魅力のサービスです。カスタマイズの方法も簡単で、誰でもできるようにドラック&ドロップによる簡単操作を採用。
ITリテラシーの高くない方でも対応できるでしょう。また営業目標を達成するために必要な、データの集計やフォローアップメールの送信機能があります。営業に割く時間を短縮できるため、高い成果を期待できるでしょう。
高い拡張性を備えていることも、Zoho CRMのメリットです。従業員や事業規模に応じて必要な機能や外部サービスとの連携を順次拡張できるため、事業変化に柔軟に対応できるでしょう。
Zoho CRMの概要・実績・価格感
会社名 |
ゾーホージャパン株式会社 |
主な機能 |
営業向けCRMツール |
価格感 (税込み) |
エンタープライズ:5,280円/月額 (詳細は要問合せ) |
実績詳細 |
|
F3
画像引用:インテック
F3のおすすめポイント
- 金融機関に特化したCRMサービスのため、利用しやすい
- 顧客接点強化のためのツールが豊富にある
- ローン審査や預かり物件にも対応
F3は株式会社インテックが運営する、金融機関を対象としたCRMサービスです。数あるCRMサービスの中でも、金融機関を対象にしているサービスなので、銀行・金融業界におすすめといえるでしょう。
F3には顧客接点強化のためのツールが豊富にある点が特徴で、法人や個人などそれぞれの渉外活動を支援してくれます。また金融機関ならではの業務をDX化できる機能を備tえており、ローン審査や預かり物件サービスなどにも対応しています。
金融機関にとって重要なコンプライアンス面への配慮もしてくれており、AMLなどの法令順守に対してデジタル化による効率化ができるでしょう。このようにF3は金融機関向けに開発されたCRMシステムのため、かゆいところに手が届くサービスとなっておりおすすめのCRMサービスといえるでしょう。
F3の概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社インテック |
主な機能 |
金融機関向けCRMツール |
価格感 |
要問合せ |
実績詳細 |
要問合せ |
金融機関におすすめのCRMツール12選を紹介しました
顧客との関係が収益に直結する金融機関にとって、CRM導入による差別化は喫緊の課題といえます。また旧来のシステムが多く残っている金融機関にとっては、対面からのリレーションを脱却するためにもCRMの活用が注目されています。
CRMを導入する際には、導入によってどのような課題を解決したいかを明確にすることが重要といえるでしょう。また金融機関職員は必ずしもITリテラシーは高くないため、操作性の良さにも注目して選ぶとよいでしょう。
なお、CRMのツールの探し方・選び方がわからない!という方はお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算を弊社コンサルタントがヒアリングし、ツール選定についてアドバイスします。相談料は一切無料です。
【無料】CRMのツール選びを相談する