テレアポシステム9選!失敗しない選び方・導入のメリットを紹介【2024年最新版】
テレアポシステムとは、パソコンと電話・FAXを連携させるシステムです。テレアポに役立つ機能が搭載されており、作業の効率化や通話品質の向上につながります。
営業活動の業務として、テレアポを行っている営業担当者には、以下のような悩みがあるでしょう。
「テレアポシステムの導入を検討している」
「自社に合うテレアポシステムがわからない」
「テレアポシステムを導入する効果が知りたい」
そこで本記事では、おすすめのテレアポシステムや選び方を解説します。ぜひ自社に適したテレアポシステムを選ぶ際の参考にしてください。
なお、テレアポのツールの探し方・選び方がわからない!という方はお気軽にご相談ください。
貴社の目的・予算を弊社コンサルタントがヒアリングし、ツール選定についてアドバイスします。相談料は一切無料です。
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テレアポシステムを導入するメリット
おすすめのテレアポシステムを把握する前に、導入するメリットを見ていきましょう。テレアポシステムを導入するメリットを把握すれば、導入する目的を明確にしやすくなります。
業務効率化による架電数の増加が見込める
テレアポの成約率は、顧客や営業担当者によって異なりますが、0.1〜10%といわれています。テレアポで成約を増やすには、単純に架電数を増やさなくてはなりません。
テレアポシステムを利用すると、ワンクリックで顧客に発信できる機能や、つながった回線を自動でオペレータに振り分ける機能などを利用可能です。
営業担当者が携帯電話に電話番号を入力する手間や、架電先が不在時のタイムロスを削減できるため、業務の効率化を実現できます。
その結果、架電数を増加できるので、成約数を高められるでしょう。
データ分析による品質改善を行える
テレアポシステムを利用すると、テレアポ業務でのあらゆるデータを蓄積できます。
例えば通話履歴や顧客情報、商談数、通話録音などのデータが収集可能です。データ分析がしやすくなり、トークの改善につなげやすくなります。
人材育成が行える
テレアポシステムには、通話中におけるトークスクリプトの表示や、通話中に管理者の声をオペレータに伝える「ささやき機能」などがあります。助言を受けながらテレアポを進められるので、人材育成がしやすくなります。
また、優秀な人材の通話内容を録音すれば、社内でノウハウの共有が行えます。テレアポの経験が浅い営業担当者でも、成約につながるトークが可能です。
【無料】テレアポのツール選びについて相談するテレアポシステム9選
ここからは早速テレアポシステムを見ていきましょう。それぞれのテレアポシステムによって特徴が異なるので、導入する際の参考にしてみてください。
List Navigator.
画像引用:List Navigator.
おすすめポイント
- コールの自動化ができる
- オペレータごとの稼働状況を可視化しやすい
List Navigator.は、株式会社Scene Liveが提供しているクラウド型のアウトバウンドテレアポシステムです。
List Navigator.の特徴は、コール業務の自動化に対応している点です。電話を同時に一斉発信できる「プレディクティブ機能」や、応答するまで1件ずつ自動発信する「オートコール機能」が利用できます。電話の待機時間によるタイムロスを削減できるため、効率よくテレアポを進められます。
オペレータの稼働状況を可視化しやすいのも利点です。通話時間、離席時間、ACW(平均後処理時間)、発信準備時間などをオペレータごとに可視化。遠隔からでもオペレータの管理がしやすくなります。
料金 |
初期費用:無料 【月額料金】 基本料金:3,300円/1プロジェクト ブース利用料4,950円/ブース + 回線料金、通話料金 |
主な機能 |
プレディクティブ機能、オートコール、1クリック発信、 複数プロジェクト管理、全通話録音、音声解析、オペレーター分析など |
サポート体制 |
初期サポート サポートデスク カスタマーサクセスチームによる活動支援 |
無料トライアル |
有 |
GoodCall
画像引用:GoodCall
おすすめポイント
- ・発信・着信・顧客管理をまとめて行える
・業務システムとの連携ができる
GoodCallは、株式会社Good Relationsが提供しているクラウド型のアウトバウンド・インバウンドの両方を兼ね備えたテレアポシステムです。
GoodCallの特徴は、1つのシステムで発信・着信・顧客管理をまとめて行える点です。
アウトバウンド業務に必要なクリック発信や通話分析、インバウンド業務で活用できる対応履歴一覧、着信時の顧客情報のポップアップ表示など、様々な機能が搭載されています。
さらに、マップ機能を用いた顧客の地域分析や対応結果分析など、営業分析ができる機能も豊富です。
また、他の業務システムとの連携も可能です。例えばメール共有システムやチャットシステムとの連携ができるため、情報の一元管理につながります。
料金 |
【初期費用】 11,000円/契約 アナウンス作成料:5,500円/1アナウンス 【月額料金】 1アカウント:4,400円 基本料金:5,500円 オプション料金:無料 |
主な機能 |
クリック発信、着信ポップアップ、自動音声応答、自動着信振り分け、 顧客リスト管理、スマホ閲覧モードなど |
サポート体制 |
電話問い合わせ |
無料トライアル |
有 |
アポ放題
画像引用:アポ放題
おすすめポイント
- ・通話料が無料で利用できる
・スマホとの連携ができる
アポ放題は、モズエンタープライズ株式会社が提供しているクラウド型のテレアポシステムです。
アポ放題の特徴は、スマートフォンの定額かけ放題プランを利用でき、通話料が無料で利用できる点です。何件テレアポの電話をかけても月額料金が変わらないため、費用を抑えられます。
また、アポ放題はスマホでの利用に特化したテレアポシステムです。テレアポにスマートフォンを活用するため、場所を問わず業務を行えます。さらに、専用アプリからログアウトすると社用携帯としての利用も可能です。
料金 |
【初期費用】 1アカウント:2,200円 【月額料金】 CTIシステム:8,580円/1アカウント サーバー代:2,200円/5アカウントごとに1台 |
主な機能 |
1クリック発信、顧客管理、自動通話録音、チャート機能など |
サポート体制 |
要問い合わせ |
無料トライアル |
有(1週間) |
テレアポ職人
画像引用:テレアポ職人
おすすめポイント
- ・リスト管理・稼働集計がしやすい
・再アプローチ時期の設定ができる - テレアポ職人は、株式会社インターパークが提供しているクラウド型のテレアポ専用リスト管理システムです。
テレアポ職人は、テレアポに特化した機能が豊富にあります。リスト管理では、顧客の業種に加えて、対応状況、連絡可能時間、既存契約情報、前回発信結果などの情報を登録可能です。細かい情報を設定することで、顧客ごとに適したアプローチをかけられます。
さらに、オペレータごとにアポイント率や架電数の可視化もできるため、進捗確認や成績などを素早く把握できるでしょう。
アポ職人には強化アラートと呼ばれる再アプローチの時期を教えてくれる機能があります。前回アプローチから時間が経過していても、忘れずにアプローチをかけられます。
料金 |
基本料金:月額22,000円 + アカウントID:月額1,100円/1ID + 架電リストの登録件数 1,000件:無料 2,000件:5,500円 3,000件:11,000円 5,000件:14,300円 10,000件:18,700円 30,000件:27,500円 50,000件:38,500円 100,000件:66,000円 |
主な機能 |
1クリックコール、音声録音、通話の録音データ集計など |
サポート体制 |
要問い合わせ |
無料トライアル |
有(30日間) |
CALLTREE
画像引用:CALLTREE
おすすめポイント
- ・マネジメント機能が充実している
・セキュリティ対策による安全性が高い
CALLTREEは、株式会社ジーシーが提供しているクラウド型のアウトバウンドコールセンターシステムです。
CALLTREEの特徴は、管理者のマネジメント機能が充実している点です。例えばオペレータの稼働状況モニタリングウォッチ機能、通話状況や通話内容をリアルタイムの音声で聞けるモニタリングアドバイス機能などがあります。オペレータの管理や教育などに効果的です。
また、システムのセキュリティ対策も安全性が高くなっています。データの暗号化やサーバーの監視、障害対応などが行われているので、利用者の大切なデータを守れます。
料金 |
要問い合わせ |
主な機能 |
プレビュー・ダイヤル、受信履歴一覧機能、着信時ポップアップ機能、 ささやき機能、ログイン状態管理機能など |
サポート体制 |
電話・遠隔操作などのサポート |
無料トライアル |
有 |
tele-all-one
画像引用:tele-all-one
おすすめポイント
- ・充実したサポートが受けられる
・オプションでインバウンド機能が利用できる
tele-all-oneは、ファイン・インテリジェンス・グループ株式会社が提供しているパッケージ型のアウトバウンドテレアポシステムです。
tele-all-oneの特徴は、充実したサポートがある点です。業務コンサルティング、サポート、ソリューション提案、オペレータ研修などをトータルで支援してもらえます。
また、オプションとして、インバウンド機能が提供されています。アウトバウンドで発信したお客様からの折り返しに対して、発信者番号から顧客情報を検索可能です。顧客情報を閲覧しながらテレアポを実施できるので、スムーズな会話ができます。
料金 |
要問い合わせ |
主な機能 |
オートコール、録音機能、履歴管理、レポート機能など |
サポート体制 |
業務コンサルティング、ソリューション提案など |
無料トライアル |
要問い合わせ |
オートコールIVR
画像引用:オートコールIVR
おすすめポイント
- ・短時間で大量の発信ができる
・オプションサービス豊富にある
オートコールIVRは、株式会社電話放送局が提供しているアウトバウンドテレアポシステムです。
オートコールIVRの特徴は、短時間で大量の発信ができる点です。目安として、1時間に5,000件以上の自動架電ができるため、効率的にテレアポを進められます。
また、オプションサービスが豊富なのも特徴です。音声録音、録音データのテキスト化、メール送信、API連携など、様々なサービスを利用できます。オプションサービスを活用すれば、テレアポの品質を高めやすくなります。
料金 |
初期費用:55,000円〜 月額料金:55,000円〜 |
主な機能 |
オートコール、入金コール、フォローコール、 アンケート調査、アポイントの確認など |
サポート体制 |
メールサポート |
無料トライアル |
有 |
MiiTel
画像引用:MiiTel
おすすめポイント
- ・分析機能に優れている
・導入後の充実したサポートが受けられる
MiiTelは、株式会社RevCommが提供しているアウトバウンド・インバウンドに対応したIP電話サービスです。
MiiTelの特徴は、分析機能に優れている点です。全ての電話内容を自動で録音・文字起こしがされます。さらに、AIによる音声解析機能もあり、話す速度・ラリー回数などを定量評価できます。トーク内容の振り返りがしやすくなり、効率的な改善が可能です。
また、導入後の充実したサポートも魅力です。オンボーディングや活用支援セミナーなどによって、不明点・課題のサポートを受けられます。
料金 |
初期費用:無料 月額料金:6,578円/ID |
主な機能 |
IP電話、自動録音、文字起こし、通話のスコアリングなど |
サポート体制 |
オンボーディング、活用支援セミナーなど |
無料トライアル |
要問い合わせ |
Neo-Quick Call
画像引用:Neo-Quick Call
おすすめポイント
- ・システムと電話回線を一括提供している
・モニタリング機能でオペレータの管理ができる
Neo-Quick Callは、株式会社コスト削減グループが提供しているクラウド型のアウトバウンドテレアポシステムです。
Neo-Quick Callの特徴は、システムと電話回線を一括提供している点です。一緒に契約することで、問い合わせを一本化できるため、システムと電話回線を管理しやすくなります。
また、モニタリング機能を搭載しており、管理者はオペレータの架電状況をリアルタイムで視覚化できます。遠隔地からでも、オペレータの管理が可能です。さらに、ささやき機能によって、通話中の指示も行えます。
料金 |
初期費用:無料 月額料金:6,600円/1ブース |
主な機能 |
プレビューコール、クリックコール、顧客情報管理、 モニタリング、ささやき機能、全通話自動録音、架電結果分析など |
サポート体制 |
電話サポート、パソコンリモートサポート、サポートサイト |
無料トライアル |
有 |
テレアポシステムを選ぶポイント
テレアポシステムには、数多くの種類があるため、自社に適したものを導入するには選び方を把握するのが重要です。
料金体系
テレアポシステムは、どの種類を選んでも料金がかかります。初期費用がかかるものや、月額料金のみで利用できるものなど、様々なテレアポシステムがあるので、料金体系を確認してみてください。
いきなり導入するのが不安なら、無料トライアルで操作感を確かめてみましょう。
スマートフォンとの連携
場所を問わずテレアポを行いたいなら、スマートフォンとの連携を確認しましょう。テレアポシステムは、パソコンにヘッドホンを装着して利用するケースが多くあります。自社の用途を確認してから、最適なテレアポシステムを選んでみてください。
インバウンドかアウトバウンドか
テレアポシステムは大きく分けて「インバウンド向け」「アウトバウンド向け」に分けられます。インバウンドに対応していると顧客からの着信に対応する機能があり、アウトバウンド対応は自社から顧客に発信するための機能が搭載されています。
システムによっては、両方の機能を搭載されているものもあるので、自社の目的・ニーズに適したテレアポシステムを導入しましょう。
オンプレミスかクラウドか
テレアポシステムは、提供会社によって「オンプレミス」「クラウド」のように導入形態が異なります。
それぞれの特徴は、以下のとおりです。
- オンプレミス:システムのカスタマイズ性に優れている。セキュリティを高めやすい。
- クラウド:導入までの期間を短縮できる。初期費用を抑えられる。
導入形態ごとの特徴を把握した上で導入を進めてみてください。
外部システム連携
テレアポシステムは、テレアポ業務を効率化するためのシステムです。全てのテレアポシステムが外部システムとの連携に対応しているとは限りません。
顧客管理システムや販売管理システムなど、外部システムとの連携を検討している方は、事前に連携できるか確認しましょう。
サポート体制
テレアポシステムを利用していると、予期せぬエラーが発生する可能性があります。その際に、サポート体制が整っていると、スムーズに問題を解決できます。自社のみで問題の解決ができるか不安なら、充実したサポート体制が必要です。
例えば以下のような項目を確認してみてください。
- サポート内容・対応範囲
- サポートの対応時間・曜日
- 無償・有償
- サポート方法(電話・メール・パソコンの遠隔操作など)
自社に適したサポート体制のテレアポシステムを選んでみてください。
【無料】テレアポのツール選びについて相談するテレアポシステムを導入する際の注意点
最後に、テレアポシステム導入後のトラブルを回避するために、注意点を把握しましょう。
システムの利用料がかかる
テレアポシステムは、どの製品を導入しても料金がかかります。事前に料金を確認して、費用対効果を算出しておくのが重要です。
操作に慣れるまでの期間がかかる
初めてテレアポシステムを導入する場合、担当者が操作に慣れるまで時間がかかる可能性があります。操作に時間がかかってしまうと、一時的に業務が滞ることに注意しましょう。
対策として、管理者が操作マニュアルを作成して共有すると、初めての利用でもスムーズに操作できます。
テレアポシステム【まとめ】
テレアポシステムはパソコンと電話・FAXを連携させるシステムです。導入することで、テレアポ業務の効率化や通話品質の向上につながります。
国内には、数多くのテレアポシステムが提供されているので、自社に適したものを選ぶ必要があります。料金体系や利用したい機能などから、自社に最適なテレアポシステムを導入してみてください。
なお、テレアポのツールの探し方・選び方がわからない!という方はお気軽にご相談ください。
貴社の目的・予算を弊社コンサルタントがヒアリングし、ツール選定についてアドバイスします。相談料は一切無料です。