新規開拓営業がつらいといわれる原因と対処法、成功のコツを解説【2024年最新版】
新規開拓営業を任されていても成果が出ず、自分に「向いているのか」「無理じゃないのか」とお悩みではありませんか?
新規開拓営業がつらいときに取るべき「行動」や「対処法」を知ることができればストレスも解消されるでしょう。この記事では、新規開拓営業がつらいと感じる主な原因や新規開拓営業がつらいと感じた時の対処法について解説。
最後まで読めば、新規開拓営業のつらい気持ちが軽減されるとともに、次に行動すべき対処法がわかります。
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【無料】営業代行会社を紹介してもらう新規開拓営業がつらいと感じる主な8つの原因
新規開拓営業がつらいと感じる主な8つの原因について解説します。
- ノルマが厳しい
- テレアポの段階で断られる
- 飛び込み営業を断られる
- 給与に反映されにくい
- 信頼関係が構築できない
- 商品・サービスに自信を持てない
- 営業以外の業務が多い
- 成果を出している同僚を見て比較してしまう
ノルマが厳しい
営業にノルマはつきもの。達成できない、目標数字が高いなどでつらいと感じてしまう事があります。
ノルマを達成するには、テレアポや訪問営業を継続的に行うことが必要。しかし、うまくいかずに成果が出ない場合もあります。その結果、努力しても報われないと感じてしまうでしょう。
営業成績について上司から責められたり、結果を出している同僚をうらやんだりしているうちに、つらく感じてしまいます。
テレアポの段階で断られる
テレアポの段階で冷たくされたり、ガチャ切りされたりして精神的なダメージをうける事もあります。
テレアポは、自社のサービスや商品を知らない相手に電話をかけて、興味を持ってもらう仕事。電話をかけてもなかなかうまくいかず、多くのオペレーターは門前払いを経験します。
同じ状態が続くとテレアポそのものをつらく感じてしまうでしょう。
飛び込み営業を断られる
飛び込み営業で面会を断られ、入り口の「営業お断り」を見て気持ちが暗くなるパターンも。
飛び込み営業は、事前にアポイントメントを取らずに、直接訪問し自社のサービスや商品を紹介する仕事です。営業マンは訪問先に受け入れてもらえず、追い返されることもよくあります。
アポを取っていても、担当者不在などで無意味に終わる事もあり、精神的につらく感じてしまいます。
給与に反映されにくい
営業職とは、営業に行くだけでは給与に反映されず、成約に結びつかなければ反映されづらいもの。
その中でも新規営業開拓は、ノルマが設定されていたり、給与が完全歩合制だったりします。そのためノルマが達成できず、契約が取れないと、頑張っても給与に反映されないでしょう。
給与や賞与に反映されにくいため、何のために頑張っているのかわからなくなり、つらく感じることがあります。
信頼関係が構築できない
新規開拓は顧客との関係性がない状態からスタートするため、信頼関係の構築にてこずるとつらく感じます。
営業マンは顧客と信頼関係を一から築かなくてはならず、契約を貰うまで、時間と労力がかかります。
顧客とは時間をかけてゆっくりコミュニケーションを取る必要がありますが、信頼関係がうまく築けなかった場合、ストレスを感じるでしょう。
商品・サービスに自信を持てない
自社商品のPRが本当にいいものなのかわからずに、自信をもって営業できなくなってしまうことがあります。
特に自分の商品やサービスに自信が持てないと、営業のモチベーションも下がってしまうでしょう。
商品に関する知識がついていると問題ありませんが、ない場合、負の連鎖に陥る可能性もあります。
営業以外の業務が多い
事務作業や休日対応など、営業以外の仕事もあり、業務がつらいと感じてしまうこともあります。
営業マンが担当する業務は、以下の通り多岐にわたります。
- 見積書作成
- 契約書作成
- 顧客管理
- レポート作成
残業や日報記入などもあるため、結果として業務全体に対してつらいと感じるようになってしまい ます。
成果を出している同僚を見て比較してしまう
同僚が成果を出していると、ついつい比較してしまい苦しむことがあります。
新規開拓営業は、成果が出るまでに時間がかかり、挫折感や不安感を抱くことも多いもの。特に、成果を出している同僚と自分を比較してしまうと、自信を失ったりモチベーションが下がったりすることがあります。
会社には居場所がないと錯覚してしまい、ネガティブになってしまうでしょう。
【無料】営業代行会社を紹介してもらう新規開拓営業がつらいと感じた時の対処法
新規開拓営業がつらいと感じた時の対処法について解説します。
営業への向き合い方を見直す
「営業=商品を売る」の考え方ではなく、顧客のビジネス成長の手伝いをしていると考えましょう。
以下のように改善し、営業姿勢を成果につなげることも可能。
- 顧客のニーズや課題に寄り添って解決策を提案
- 顧客と信頼関係を構築
また以下の点を明確にし、営業へのモチベーションを高めると、つらさを乗り越えられます。
- 目標
- 夢
- 理想
顧客との向き合い方を見直すと、仮に商品が売れなくても成長を手伝えます。
ロープレなどで営業スキルを磨く
ロープレとは、仕事における役割や場面を設定し、疑似的に営業や接客を体験する手法。
トークスクリプトを用いたり、実際の営業シーンを再現したりしてロープレを行いフィードバックすることが可能です。その結果、実践力やコミュニケーション能力を高められます。
ロープレのメリットは下記の点です。
- 実際の現場に近い環境でスキルを身に付けられる
- フィードバックを受けられる
トークスキルだけではなくヒアリング力も身に着けると、営業スキルを伸ばせます。
断られることを自然なことと考える
「100回に1回アポが取れたら儲けもの」と思っていると気持ちが楽になります。断られた際も「なぜ断られたのか」を分析し、次に生かすPDCAサイクルを回すことで成果につなげることが可能。
PDCAとは、業務の品質や効率を高めることを目的とした業務管理手法です。以下4つの業務プロセスに関する実行により、効率化につなげられます。
- Plan:計画
- Do:実行
- Check:評価
- Action:改善
目標数字を自分で別に設定する
会社からのノルマが出された後に、自分がどんなペースであればクリアできるかを逆算し、自身のスケジュールを作ります。
目標数字を設定するには適切なKPI(重要業績評価指標)の設定が効果的。KPIを設定する際には、以下を明確にします。
- 顧客ターゲット
- アプローチ方法
- 顧客に提供する価値
一気に達成しようと考えるのではなく、少しずつ達成する姿勢が重要です。
自社商品・サービスについて勉強する
自社商品やサービスについて詳しく理解すると、自信をもって商品の説明ができるようになります。その結果、成約率向上につなげられるでしょう。
自社商品・サービスの特徴や価値をわかりやすく説明できるようになるためには、以下の方法が効果的です。
- 社内資料やHPを読んで自社商品・サービスの概要やメリットを把握自社商品・
- サービスの使い方や効果を自身で体験
- 自社商品・サービスの経営ビジョンや経営理念、営業戦略などの明確化
また、他社の類似商品との違いなども勉強し、自社商品のアピールポイントや強みを深掘りしておくのもおすすめです。
上手くいっている同僚の真似をする
成果を出している同僚はなぜ上手くいっているのかを参考にし、徹底的に真似をしましょう。電話やトーク、コミュニケーションの取り方からクレームの対応方法まで分析。しかし、過度に自分と比べないようにするのが重要です。
具体的な方法は以下の通り。
- 同僚の営業活動を直接見学する
- 録音や録画の視聴により話し方・質問の仕方・提案の仕方を学ぶ
- 同僚の営業プロセスやアカウントプランを見せてもらう
- 同僚からフィードバックやアドバイスをもらう
- 同僚とロープレをする
関連記事:新規開拓で成功する営業メールについては、「新規開拓で成功する営業メールのコツ14を徹底解説!例文も紹介」をあわせてご覧ください。
新規開拓営業を成功させるコツ
新規開拓営業を成功させるコツは、以下の通りです。
- 新規開拓リストを作成する
- 相手の抱える課題は何かをつかむ
- 訴える際は数字を活用する
- 相手にメリットを見せる
- インバウンド営業とアウトバウンド営業を使い分ける
- 相手の反応が悪ければ出直す
- 設定したKPI達成のためのPDCAを回す
関連記事:新規開拓を行う営業方法については、「新規開拓を行う8つの営業方法と7つのコツ、手順を徹底解説」をあわせてご覧ください。
【無料】営業代行会社を紹介してもらう新規開拓営業に向いている人の特徴
新規開拓営業に向いている人の特徴について解説します。
すぐにあきらめない粘り強い人
新規開拓営業は既存営業より断られる確率が高いため、粘り強いほうが向いています。一方、望むような結果が出ないとくじけてしまう人には向いていないでしょう。
粘り強く、断られてもめげずにチャレンジできる人は、物事を簡単にあきらめず、何かをコツコツと続けられます。
地道な顧客へのアプローチによって、徐々に成果を上げられるでしょう。
傾聴力がある人
営業は話すより聞くほうが重要であり、傾聴力が必要。相手の抱える課題は何か、課題に対して自社商品はどのように解決できるかを掘り起こすことが求められます。
営業において傾聴力は、顧客のニーズを引き出したり、信頼関係を築いたりするために重要なスキル。顧客の話をただ聞くのではなく、相手の気持ちや考え方を理解しようとする姿勢や能力が問われます。
細かい配慮ができる人
細かい配慮とは、相手が抱えているであろう問題を察知し、説明できる状態にしておくこと。
細かい配慮ができる人は、相手の立場や気持ちに寄り添って話を聞いたり、提案したりできます。そのため、相手の課題を把握し、都合や予算に合わせることが可能。
相手の視点に立って考えられ、ニーズをキャッチできる人が向いています。
すぐに気持ちの切り替えができる人
新規開拓営業は成果が出にくいため、気持ちを早く切り替えることが重要。断られても、すぐに気持ちを切り替えられる心の持ち方が大切です。
営業職は、成功したり失敗したりすることが多いもの。そのため、すぐに気持ちの切り替えができる人は、ストレスを溜め込まずに済みます。
また、感情的にならず冷静に対応できると、顧客や上司との関係も良好に保つことが可能です。
新規開拓営業でつらい状況を乗り越えるメリット
乗り越えることで次のような成果を得られます。しかし、身体的・肉体的に限界を迎えているのであれば、無理に頑張らずに休むことも重要。
お客のビジネス成長をサポートできる
最初は目に見えるような貢献は困難ですが、知識や経験によって企業成長に貢献できます。新規開拓営業は、企業成長への貢献に関する最初のステップだと考えるといいでしょう。
具体的には以下のような顧客に対するサポートができます。
- 顧客の業界や市場に関する知識や情報を持ち、ニーズを把握する
- 自社商品・サービスの価値提供を行い、効果やメリットを伝える
- コミュニケーションを取りながら、改善策や提案を行う
- 顧客と長期的な関係性を構築し、定期的にフォローアップする
人間力が磨かれる
スキル的な面で多くのことができるようになり仕事の幅が広がります。また、ネット検索で「つらい」といわれるようなことで、成果を出すことで人間力向上にも。
営業で培われる人間力は以下の通りです。
人間力 |
特徴 |
知的能力要素 |
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対人関係力要素 |
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自己制御的要素 |
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他者を尊重する心の例として、営業事務の人が早期に帰宅できるように仕事を早い時間に引き継ぐことがあげられます。
人間力を高めるための効果的な方法は以下の通りです。
- 読書する
- 思いやりの精神を持つ
- 経験を積む
- 自分に向き合う時間をつくる
企画・提案の能力が向上する
相手の問題や課題を瞬時に見抜けるようになり、企画・提案能力の向上にも役立ちます。また、相手を説得できるトークスキルも身につけることが可能。
新規営業開拓を行うと、顧客が抱える問題を発見できます。商品による解決方法を考え、わかりやすく伝えられます。
企画・提案能力を向上させるには、以下のスキルを磨くのが効果的です。
- コミュニケーション能力やヒアリングスキル
- 分析力や企画力
- プレゼンテーション能力や説得力
関連記事:新規顧客開拓の方法については、「新規顧客開拓の10の方法をプッシュ型・プル型に分けて解説」をあわせてご覧ください。
新規開拓営業がつらいといわれる原因と対処法について解説しました
新規開拓営業がつらい場合の対処法を知りたい方向けに、新規開拓営業がつらいと感じる主な原因や新規開拓営業がつらいと感じた時の対処法について解説しました。
新規開拓営業がつらいと感じたら、営業への向き合い方を見直したり、上手くいっている同僚の真似をしたりして対処します。
本記事で紹介した内容をもとに、次に行動すべき対処法で、新規開拓営業のつらい気持ちを少しでも減らしましょう。
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