営業代行依頼時の事前準備について徹底解説!おすすめ代行会社も紹介【2024年最新版】
営業代行を依頼する際に事前準備が必要と聞いたものの、どのような準備をすればよいのかわからず悩んでいる方も居るのではないでしょうか。本記事では、営業代行を利用する際の流れや利用するメリット・デメリット、事前準備のポイントを解説します。後半ではおすすめの営業代行会社を紹介しますので、参考にしてください。
なお、営業代行会社の探し方・選び方がわからない!という方は営業幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
【無料】営業代行会社を紹介してもらう営業代行とは
営業代行とは、営業プロセスの全部や一部を代行してくれるサービスのことです。企業の業務アウトソーシングの一形態でもあります。テレアポや商談代行、アフターフォローなど営業に関する様々な業務を委託可能です。そのため、自社に営業ノウハウや営業リソースがない会社でも営業代行を利用することですぐに営業活動を開始できます。
また、営業業務の代行とあわせて営業戦略に関するアドバイスを提供している営業代行会社も多数あります。そのため、起業したばかりの会社や新規サービスを立ち上げたばかりで営業戦略が確立していない会社でも利用可能です。
営業代行の流れ
営業代行は、主に以下のような手順で進めます。
現状把握・分析のヒアリング
営業代行を開始する際は、最初に現状を把握して分析する作業をします。
営業対象となる商品・サービスの市場状況、課題、必要な人材などをヒアリング・分析し、具体的な目標を設定することを目的とした工程です。
ヒアリングをスムーズに行うためには、商品・サービスがどのようなものか、営業代行にどのような成果を求めるのかなどを事前に設定しておくと良いでしょう。ヒアリングの際に情報がまとまっていないと、情報の整理で余計な手間がかかったり、一度で聞き切れないことになりかねません。自社の商品・サービスの情報や依頼したい内容を社内で整理してきちんと事前に準備しておくことが大切です。
営業戦略を立てる
ヒアリングによって営業代行に必要な情報の把握・分析をして目標を設定したら、営業戦略を立てます。
ターゲット設定や販売目標の設定、期間設定、営業プロセスや営業手法などを具体的に決めて戦略を立てていく工程です。
営業の一部業務のみを営業代行に依頼する場合は、自社と営業代行の業務範囲をきちんと分けておく必要があるため注意が必要です。業務範囲を明確にしていないと、互いに相手の業務範囲と勘違いをしてどちらも手を付けていないといったトラブルや、責任の押し付け合いのようなトラブルが起こりえます。代行を依頼する業務の範囲や各業務における責任の所在を事前に明確にしておくことが大切です。
営業活動を実施する
目標を設定して営業戦略を立案したら、実際に営業活動を行います。営業戦略を立てたときに定めた営業手法にしたがって、飛び込み営業やテレアポ、プレゼンテーションなどの営業活動を実施してもらいます。
営業代行にすべてを委ねるのではなく、定期的に受け取る報告から戦略を見直すことが大切です。また、営業に必要な情報を共有するために、最初のうちは自社スタッフを同行させることも有効です。営業代行スタッフの営業活動に自社の社員を同行させることで、営業代行会社の持つ営業ノウハウを収集する効果も期待できるでしょう。
効果の検証・分析・改善を行う
営業活動を実施したら、並行して成果の検証や分析、改善を行います。
顧客の反応や費用対効果を評価して、期待通りの成果が出ていない場合は戦略の見直しや改善をする必要があります。また、自社スタッフと営業代行会社のスタッフの間で認識にズレがないかを定期的にチェックするとよいでしょう。
また、営業代行による営業成果だけでなく、自社の社員が営業のノウハウを吸収できているかも大事な要素です。自社のスタッフがノウハウを学べていなければ、営業代行の利用をやめた途端に成果が上がらなくなってしまいます。将来的に自社で対応できるように、自社スタッフがノウハウを学べるような仕組みを整えていくことが大切です。
営業代行と営業派遣の違い
営業代行と営業派遣の違いは、主に以下の通りです。
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営業プロセスの管理 |
人材の教育・マネジメント |
営業代行 |
不要(営業代行会社が管理) |
不要(営業代行会社が管理) |
営業派遣 |
自社で管理が必要 |
自社で教育やマネジメントが必要 |
営業派遣とは
営業派遣は、自社の営業内容にあわせて派遣会社が選定したスタッフに自社で営業活動をしてもらう仕組みです。
営業代行会社の場合は業務自体を委託する形式です。一方、営業派遣の場合は派遣してもらった人材に自社で指示をして営業活動をしてもらう形式です。そのため、営業ノウハウや戦略がすでに確立していて、人手だけが足りない場合に営業派遣が利用されています。
営業代行と営業派遣の比較
営業代行は、スタッフの指導やマネジメントが不要で、プロの営業スタッフに業務を委託できることがメリットです。ただし、営業の目標や活動期間を契約時にきちんと決めておく必要があります。新サービスの立ち上げ時や起業時など、営業の戦略や仕組みがまだ整備されていないケースに向いているサービスです。
営業代行は、必要な分だけ人材を派遣する営業派遣と違い、営業活動自体を委託するので、多くのスタッフが関わるため成果報酬が多めになることがあります。よって、営業派遣よりもコストがかかってしまいがちなことが営業代行のデメリットです。
一方、営業派遣は営業代行よりも安く利用できるメリットがあります。ただし、営業戦略やマネジメントは自社で対応する必要がある点がデメリットです。
どちらにもメリットやデメリットがあるので、自社の事業規模や状況にあわせて選択するとよいでしょう。
【無料】営業代行会社を紹介してもらう事前準備の必要性
営業代行は、販売代理店と違い自社の会社名やサービス名で営業活動を行います。そのため、自社のビジョンやポリシーをきちんと共有して認識の違いを無くしてから営業を開始しなければなりません。認識や方向性にズレがある状態のまま業務を開始すると、営業成果が上がりにくいだけでなく、自社のイメージや商品のイメージを損なってしまうケースもありえます。そのため、営業代行に依頼する際は事前準備が大切です。
営業代行は商品・サービスにあわせた営業戦略をカスタマイズして営業活動をするサービスなので、事前に商品・サービスについての情報をきちんと共有する必要があります。また、営業代行サービスは売り方についてのノウハウを持っていますが、商品やサービス自体の品質に問題がある場合は成果も出にくくなってしまいます。そのため、販売する商品やサービスの品質に問題がないかどうかを事前に判断することが重要です。
【無料】営業代行会社を紹介してもらう営業代行の事前準備
営業代行を利用する際は、事前準備が必要です。事前の準備をすることで営業代行会社との打ち合わせをスムーズにし、トラブルの発生を防ぐ効果が期待できます。準備しておくべき内容は以下の8項目です。
以下で各項目の詳細を解説していきますので参考にしてください。
自社の商品・サービスをまとめる
最初に自社商品・サービスの概要や特徴をまとめましょう。
最低でも以下の項目は事前にまとめてください。
- 商品・サービスの仕様
- 他社商品・サービスとの差別化ポイント
- 保証する期間と範囲
- 価格(値引きする際の基準も含む)
そのほか、商品・サービスのメリットやデメリットなど、商談や交渉に必要になりそうな情報があればできるだけまとめておくことが大切です。特に自社で営業ノウハウを持っていない場合は、可能な限り情報を共有して営業代行会社のスタッフに取捨選択してもらうとより良い営業戦略が立てやすくなるでしょう。
自社の営業課題を洗い出す
次に自社の現状を分析し、営業課題を洗い出します。
自社の抱える営業課題がきちんと把握できていると、自社にあう営業代行会社を探す際の基準にしたり、依頼する範囲を決めるための判断材料にしたりできます。そのため、準備の段階で自社の営業の現状と抱えている課題を把握しておくことが非常に大切です。
自社の商品・サービスのターゲット層をまとめる
自社の商品・サービスを売るターゲット層をまとめることも事前準備すべき内容の1つです。ターゲットが明確にわかっているのであれば、営業代行会社に伝えることで無駄のない営業活動が期待できます。また、自社の経験や実績にもとづいた顧客リストがある場合は、あわせて提出するとよいでしょう。
顧客リストや見込み客リストがない場合でも、ターゲットとする業界や業種、部門などを指定しておくと営業代行会社のスタッフが戦略を立てやすくなります。
営業の何を任せるかを考える
営業業務のうち、どこからどこまでを任せるかを考えておくことも事前準備では重要です。
営業代行には、市場調査からテレアポや飛び込みなどのアポイント取得、商談代行、カスタマーサービス、アフターフォローまで様々な業務を依頼できます。これらの業務の中から、どの部分を代行してもらうかをきちんと決めておきましょう。
例えば、商談の代行業務1つをとっても、自社商品・サービスの説明資料の作成や商談相手の事前調査、アポイントの調整などいくつもの業務があります。その付随作業を自社と営業代行会社のどちらで行うかが明確になっていないと、どちらがやるべきかわからずに現場が混乱するおそれがあるかもしれません。
そのため、代行を依頼する業務内容を決める際は、できるだけ具体的に決めておくことが大切です。また、契約書に記載するときにも具体的に明記しましょう。
代行の期間とその期間での目標を決める
営業代行を利用する際は、代行を依頼する期間とその期間中の目標を設定しましょう。
売上の向上を目的として営業代行を利用するのですから、成果が出ない場合は継続するかを判断しなければいけません。期限と成果目標をきちんと設定しておくと、将来的に依頼を継続するかどうかの判断材料にできます。無期限での依頼や目標を明確にしていない依頼は避けましょう。
また、目標が明確に定まっていれば、固定報酬型と成果報酬型のどちらで依頼するかや依頼する代行プランの選択、依頼する代行会社を選定する際の判断材料にできます。そのため、代行を依頼する期間と目標を明確にしておくことが大切です。
KPIを設定する
営業代行会社を利用する際は、事前にKPIを設定することも大切です。
KPIは(Key Performance Indicator)の略で「重要業績評価指標」と訳されます。最終的な目標に対する中間目標として設定するものがKPIです。
KPIが複数設定されていると、KPIをどこまで達成したかで目標の達成度合いを明確に判断できます。そのため、固定報酬型で依頼した際に対価となる基準をはっきりとさせることが可能です。目標をどれくらい達成したかの認識違いでトラブルになることを防ぐ効果も期待できるので、事前準備の段階でKPIを設定しておくとよいでしょう。
営業エリアを決める
営業エリアを決めることも事前準備しておくべき内容の1つです。
自社商品・サービスを一部の地域のみで販売するか、全国展開するか、海外展開するかを決めておきましょう。代行を依頼したい営業エリアによって、適した営業代行会社が変わるケースもあるので、事前に決めておくことがおすすめです。
自社のある地域は自社で営業し、自社スタッフの手の届かない地域のみ営業代行を依頼するといった利用の仕方も可能です。ただし、自社での営業活動と営業代行会社の営業活動が重複してしまうと無駄になってしまうので、きちんとエリアやターゲットにする業種を分けておきましょう。
販売ポリシー、戦略を明確にする
営業代行に依頼する前の準備では、販売ポリシーや戦略を明確にしておくことも大切です。
営業代行会社には、自社の商品に対する考え方や販売する際のポリシーをきちんと伝えることが必要です。例えば、販売ポリシーが正しく伝わっていないままテレアポを実施すると、商談に入った際に相手方から「聞いていた条件と違う」といわれてしまうケースが起こり得ます。そのようなトラブルを防ぐために、価格交渉に対して応じるかどうかの方針や、商品を紹介する際の方針などを事前に明確にしておきましょう。
営業代行会社に外注した場合のメリット・デメリット
営業代行に外注した場合のメリットとデメリットを順に解説していきますので参考にしてください。まずはメリットから解説します。
営業代行会社に外注した場合のメリット
コスト削減につながる
営業代行会社に外注すると、人件費や交通費などの営業活動にかかる費用の一部を削減できます。
営業スタッフを自社で雇用した場合は、給与の他に社会保険や福利厚生費など様々な費用が発生します。一方、営業代行の場合は営業の業務を委託する仕組みなので、雇用にかかる様々な経費を考える必要がありません。
また、営業活動に特化した専門知識とスキルを持つ営業代行スタッフに営業活動を行ってもらえるので、低コストで販売を促進する効果も期待できます。
営業活動をすぐに進めることが可能
営業代行会社に外注すると、すぐに営業活動を実施できることがメリットの1つです。
営業代行は、営業の知識とスキルをもった営業のプロのスタッフに営業活動を代行してもらうサービスです。そのため、自社で営業チームを立ち上げるときのように採用や教育に時間やコストをかける必要がありません。よって、営業代行の依頼をして販売する商品・サービスの情報を共有すれば、営業活動を開始できます。
営業代行は、人員不足の会社だけでなく、新規サービスを立ち上げたばかりの会社や起業したばかりの会社でもすぐに活用できることがメリットといえるでしょう。
自社の弱みを補うことが可能
営業代行会社に外注すると、自社の弱みを補うことが期待できる点もメリットです。
自社の弱みとなる営業の課題は、会社や商品・サービスによって様々です。営業代行会社は、業務経験で蓄積した営業に関するノウハウを持っているので、戦略立案からアポイント取得、クロージングまで弱みとなっている部分に対応してくれます。
また、自社では解決が難しい課題を抱えている業務や、成果が上がっていない業務だけを営業代行に外注可能です。自社の弱みを外部に委託することで、より良い営業成果が期待できます。
営業に精通した人材を手に入れることが可能
営業代行会社に外注をすると、営業に精通した人材を手に入れられるメリットがあります。
営業代行会社は、営業で成果を出すことを目指しているプロの集まりで、実務経験の豊富な営業マンが数多く在籍しています。そのため営業代行を利用すると、自社で教育をする手間とコストをかけることなく、営業のノウハウとスキルを持った人材をすぐに活用可能です。
営業代行会社に外注した場合のデメリット
自社に営業ノウハウが蓄積しない
営業代行サービスに外注するデメリットの1つは、自社に営業ノウハウが蓄積しないことです。営業代行は自社のスタッフの代わりに営業をしてもらうサービスなので、代行してもらった分だけ自社スタッフが営業経験を積む機会を失ってしまいます。よって自社の営業スタッフが育ちにくくなり、将来的に自社スタッフでの営業成果があまり上がらなくなることが起こり得るので注意が必要です。
ただし、営業代行サービスの中には営業代行の業務中に得たノウハウを共有してくれたり、営業スタッフの教育や研修を行ってくれたりするところもあります。自社に営業ノウハウを蓄積したい場合は、営業ノウハウの共有や研修をあわせて提供している会社を選ぶとよいでしょう。
コストパフォーマンスが悪くなる場合がある
営業代行に依頼をすると、営業の専門家に任せているので成果が出やすい反面、場合によってはコストパフォーマンス(費用対効果)が悪くなることもあります。例えば、実績が豊富な営業代行会社であっても自社の商品の類似した分野の営業をしたことがないと、思ったような成果が出せず、コストパフォーマンスが悪くなるでしょう。
依頼する営業代行会社の得意な分野や実績などを確認したり、相見積もりをとったりするなどすると、自社の状況にあった営業代行会社を選びやすくなります。自社スタッフが得意な業務は自社スタッフに任せ、苦手な業務をそれが得意な営業代行会社に外注すると、コストパフォーマンスを良くできるでしょう。
営業活動の細かい部分まで把握できない
営業代行会社に依頼をすると、営業活動の詳細まで把握できないことがあります。
例えば、成果報酬型で営業代行の契約をした場合に、できるだけ多くの成果を出すために強引なセールスが生じる可能性があります。活動内容のレポートが細かく書かれていない営業代行会社を利用した場合は、このような強引な営業が発生しても気づくことが遅れてしまうかもしれません。できるだけレポートが詳細な会社を選ぶとよいでしょう。
また、大手企業や官公庁との取引実績があるかどうかや利用者の声(口コミ)などを確認して、信頼性高い営業代行会社を選ぶことも対策の1つです。
営業代行を選ぶ際のポイント
会社の強みに注目する
営業代行会社を選ぶ際は、各社の強みに注目することがポイントです。
アポ取りからアフターサービスまで全面的に代行してくれるサービスもあれば、特定の業界や工程に特化したサービスもあるので事前に代行会社の特徴を調べる必要があります。営業してもらう自社の商品・サービスにあった営業ができる会社でないと、期待した成果は得られません。営業代行会社の強みを見極めて、自社にあった営業代行会社を選びましょう。
また、営業代行にはコンサルティングを中心としたサービスと実務の代行を中心としたサービスがあります。自社で営業ノウハウを持っていて営業戦略が確立している場合は、営業の実務の代行に強みを持つ会社を選びましょう。自社に営業ノウハウがない場合は、営業課題を洗い出して解決策の提案・検証を行ってくれるようなコンサルティングに強みを持つ営業代行会社を選ぶとよいでしょう。
営業会社が信頼できるかどうか判断する
営業代行会社が信頼できる会社かどうかを調べることも大切なポイントです。
営業代行は、自社の商品・サービスを代わりに営業してもらう仕組みのため、きちんとした会社を選ばないと自社や自社商品・サービスの評判を落とすこともありえます。よって事前に信頼できる会社かどうかを判断する必要があります。
信頼性を確かめる際には、インターネット上の評判を確認するだけでなく、実際に見積もりを取ったり、相談をして具体的な提案を受けたりすることも大切です。自社の状況や課題をきちんと理解して、提案書を提出してくれる会社を選ぶとよいでしょう。情報商材に書かれている内容だけを読んで営業代行会社を判断することがないように注意してください。
営業担当者の質を確認する
営業担当者の質や、コミュニケーション能力を確認することも大切なポイントの1つです。営業スキルやコミュニケーション能力のない担当者に営業を任せてしまうと、費用と成果のバランスが取れなくなってしまいます。
事前に面談を行って、実績や過去の成功事例の有無、コミュニケーションスキルを確認して判断しましょう。また、営業代行会社で行っている研修内容や実務の様子を見学できる場合は、判断材料になるので確認しておくとよいでしょう。
費用体系(契約形態)を確認する
営業代行会社を選ぶ際は、費用体系を事前に確認することもポイントです。
大きく分けると、固定報酬型と成果報酬型、両方をあわせた複合型に分けられます。
例えば、成果報酬型は、成果が発生しなければ費用がかからないため、無駄なコストがかかりにくいというメリットがあるので、初期費用を抑えたい会社におすすめです。一方、固定報酬型は成果が上がらなくても費用が発生しますが、スタッフを固定して長期的な目線で営業戦略を立て、営業ノウハウを蓄積していきたい会社に向いています。
それぞれの費用体系にメリットとデメリットがあるので、自社の予算や営業の抱えている課題にあわせて選ぶとよいでしょう。
営業代行の相場・費用
営業代行の費用体系は、大きく分けると「成果報酬制」「固定報酬制」「複合型」にわけられます。費用の違いは下記の表の通り。
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月ごとの固定報酬 |
成果報酬(追加費用) |
成果報酬制 |
なし |
あり |
固定報酬制 |
あり |
なし |
複合型 |
あり (固定報酬制より安いことが多い) |
あり |
以下で、各報酬制の詳細を解説していきます。
成果報酬制
成果報酬制は、アポイントの取得や商談の成約などの営業成果が発生した際に報酬の支払いが発生する報酬形式です。成果が出なければコストがかからない点が大きな特徴です。ただし、営業活動の作業量を定めていない場合が多いことに注意しましょう。
1アポイントあたり16,500円~22,000円(税込み)、1成約あたり売上の30~50%程度が相場です。成果が出なければ費用は発生しませんが、想定以上に成果が発生した際に予算を大きく超えてしまうこともありますので予算に余裕を持たせておくことも大切です。
固定報酬制
固定報酬制は、営業の成果にかかわらず期間や作業量に応じて一定の報酬を支払う形式です。成果が出なくても支払いが発生しますが、予算の管理や調整がしやすいというメリットがあります。固定費用が発生している分の作業量が保証されるため、営業成果にも期待ができます。
月額550,000円~660,000円(税込み)が固定報酬制の相場です。ただし、扱う商材や業種の専門性によって費用も変わります。
複合型
複合型は、成果報酬制と固定報酬制を組み合わせた形式です。成果報酬制と固定報酬制を組み合わせることでそれぞれのデメリットを軽減していることが特徴です。毎月の固定報酬に加えて、成果量によって成果報酬が追加で発生する仕組みが多く採用されています。
月額275,000円~550,000円(税込み)の固定報酬+成果報酬が相場です。複合型の場合の固定報酬部分は、固定報酬のみの場合より安く設定されている場合が多くあります。
複合型の営業代行プランは、提供している会社によって様々な違いがあり内容も複雑化しがちです。選び方に困った場合は、営業代行会社に詳しい専門家に相談することも手段の1つとしておすすめです。
【無料】営業代行を紹介してもらうおすすめの営業代行会社3選!
おすすめの営業代行会社を3社紹介しますので、参考にしてください。各社のおすすめポイントは以下の表の通りです。
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おすすめポイント |
株式会社ウィルオブ・ワーク |
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株式会社ambient |
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株式会社セレブリックス |
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株式会社ウィルオブ・ワーク
画像引用:株式会社ウィルオブ・ワーク
株式会社ウィルオブ・ワークのおすすめポイント
- 20年以上の営業代行実績と株式会社エイチ・アイ・エスや三井住友カード株式会社など大手企業との取引実績がある
- 市場調査からマーケティングリサーチ、テレアポ・テレマーケティング・商談まで包括的に依頼できる
- 全国50拠点で営業活動をしてもらえる
株式会社ウィルオブ・ワークは、東京都新宿区に本社を置く人材派遣・人材紹介・業務委託会社です。BtoB特化の営業代行サービス「セイヤク」で営業代行を提供しています。20年以上の業務実績と累計2,800社以上の取引実績があります。また、株式会社エイチ・アイ・エスや三井住友カード株式会社を始めとして、数多くの大手企業との取引実績もある会社です。
市場調査からマーケティングリサーチ、テレアポ、テレマーケティング、商談、カスタマーサクセスまで、あらゆる営業業務を任せられます。また、テレアポ代行支援やインサイドセールス支援、カスタマーサクセス代行などのように、内容ごとにサービスが分かれているので、業務の一部だけの委託も可能です。
全国で50以上ある拠点を生かした人材供給力が長所の1つで、エリアや業種を問わずに営業活動をしてもらえます。また、独自の研修を受けた正社員を案件ごとに固定で配置してくれるので、営業スタッフの質にも期待できるでしょう。
株式会社ウィルオブ・ワークの概要・実績・価格感
TEL |
03-6746-2006 |
会社所在地 |
〒160-0022 東京都新宿区新宿三丁目1番24号 京王新宿三丁目ビル3階 |
設立年 |
1997年 |
実績詳細 |
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価格感 |
要問い合わせ |
株式会社ambient
画像引用:株式会社ambient
株式会社ambientのおすすめポイント
- ITやメーカー、コンサル、不動産業界など様々な分野で実績がある
- 法人向けのテレアポを得意としている
- 事前マーケティングやターゲット選定、テレアポトークの改善などの準備作業も依頼可能
株式会社ambientは、東京都新宿区に本社を置く営業コンサルティング・人材紹介・営業代行会社です。法人向けのテレアポ代行サービスを提供しています。IT業界やメーカー、コンサルティング業界、人材業界、不動産業界、教育業界、物流業界など様々な業種でのテレアポ実績があります。
法人向けのテレアポを得意としており、大手企業のアポイントを取得した実績も多数あることが特徴の1つです。商材について細かくヒアリングした情報をもとにして、提案型の営業をしてくれるので、大手企業へのテレアポでも良い成果が期待できます。
また、事前マーケティングやターゲットの選定、トークマニュアルの作成などにも力をいれてくれるので、質の高い営業代行業務が期待できるでしょう。そのほか「アポイントは取れなかったが興味を持ってくれた」というような状態でもレポートで報告してもらえるので、見込み客の取りこぼしを減らせます。
株式会社ambientの概要・実績・価格感
TEL |
03-6384-2886 |
会社所在地 |
〒160-0022 東京都新宿区新宿2丁目8−6 KDX新宿286ビル3階 |
設立年 |
2011年 |
実績詳細 |
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価格感
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テレアポ代行サービスの価格 初期費用:0円
料金:250円~/件 (税込み価格は要問い合わせ) |
株式会社セレブリックス
画像引用:株式会社セレブリックス
株式会社セレブリックスのおすすめポイント
- 25年以上の営業代行経験と累計1,200社12,000サービスの営業支援実績がある
- 市場調査やクロージング、カスタマーサクセスまであらゆる営業業務を依頼できる
- 膨大なデータを分析して得た独自の営業ノウハウを用いた営業をしてもらえる
株式会社セレブリックスは、東京都江東区有明に本社を置く営業代行会社です。25年以上の営業代行経験と累計1,200社、12,000サービスの営業支援実績があります。
市場調査やリードの獲得、クロージング、カスタマーサクセスまで営業に関するあらゆる業務を代行してもらえます。正社員を中心に構成した営業チームが対応してくれるので、営業活動の質にも期待できるでしょう。また、営業代行だけでなくセールスコンサルティングや営業ガイドライン策定、マネジメントサポートなどの営業コンサルティングもあわせて利用可能です。
25年以上の営業活動で得た膨大な実績データの分析から得た成功率の高い営業手法をまとめた「顧客開拓メソッド」で営業を支援してもらえます。そのため、自社に営業ノウハウがあまりない会社におすすめです。
株式会社セレブリックスの概要・実績・価格感
TEL |
03-4405-2671 |
会社所在地 |
〒135-0063 東京都江東区有明3-7-18 有明セントラルタワー7階 |
設立年 |
1998年 |
実績詳細 |
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価格感 |
要問い合わせ |
【まとめ】営業代行の準備について解説しました
営業代行の流れや営業派遣との違い、営業代行の準備のポイント、営業代行に外注した際のメリット・デメリット、営業代行の費用体系を解説しました。営業代行会社を選ぶ際は、信頼できる会社かどうかや各社の強み、営業担当者の質を確認することが大切です。
なお、営業代行会社の探し方・選び方がわからない!という方は営業幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
【無料】営業代行会社を紹介してもらう