営業支援とは?目的や方法、おすすめサービス、成功事例を紹介【2024年11月最新版】
営業組織の業務効率を高めたいと考えている方の中には、何から手を付ければよいかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。本記事では、業務効率や売上アップにつながる営業支援を行う手順やおすすめのツール、成功事例などを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
なお、営業支援は営業代行会社に依頼することも可能です。営業代行会社の探し方・選び方がわからない!という方は営業幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
【無料】営業代行会社を紹介してもらう営業支援とは
営業支援とは、営業担当者が「売上に直結する業務」に注力できるようにするための支援活動のことです。株式会社セールスフォース・ジャパンが2023年に公表した資料によると、営業担当者が1週間のうち営業活動に費やしている時間はおよそ28%。ほとんどの時間がデータ入力や顧客管理などの事務作業にあてられているのです。
営業支援を実施すれば、売上アップやコスト削減を実現できるため、昨今の日本では、取り組む企業が増加傾向にあります。
参照:株式会社セールスフォース・ジャパン「セールス最新事情(第5版)」
【無料】営業代行会社を紹介してもらう営業支援の効果
営業コアタイムの拡張
営業担当者がコア業務に集中できる環境を整えられます。コア業務とは、売上や利益に直結する業務のこと。営業担当者のコア業務には、顧客対応や商談などが挙げられます。一方、直接的に売上や利益につながらないノンコア業務には、日報作成やリスト管理などの事務作業が挙げられます。営業支援を実施すれば、ノンコア業務にかかっていた時間を削減し、コア業務にあてることが可能です。
営業効率アップ
営業支援を実施すれば、従来の営業活動の無駄や非効率な業務プロセスを減らせるため、営業効率を高められます。例えば、訪問営業が終わったら、帰社して会社のパソコンで報告書を作成することを義務付けている会社があったとします。「帰社せずに、スマホアプリで商談内容を入力するだけ」に変えれば、移動時間を削減でき、営業活動にあてられる時間を増やすことが可能です。
無駄な時間をなくすだけでなく、売上につながるアクションに転換することで、営業効率を高められます。
営業担当者のモチベーション向上
営業支援により、コア業務にあてられる時間が増えるため、成果を出しやすくなります。電話営業にあてられる時間を増やせたり、商談にあてられる時間を捻出できたりするからです。成果が出れば、自己肯定感も高まり、モチベーションも上がりやすいでしょう。営業成績が悪いと、離職につながるリスクも高まります。営業支援の実施は社員のリテンション(定着)にも効果があるのです。
【無料】営業代行会社を紹介してもらう営業支援の対象となる業務
ノンコア業務だけでなく、コア業務の一部も営業支援の対象です。
営業支援の対象業務 |
具体例 |
ノンコア業務 |
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コア業務 |
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営業支援を行う手順
営業プロセスを見える化する
無駄な業務を排除したり、効率化するためには、一連の営業プロセスを見える化する必要があります。営業担当者が行っている業務を洗い出して、改善の余地を見つけるためです。見える化する際は、業務だけでなく業務時間も計測するとよいでしょう。どの業務にどのくらいの時間がかかっているかを把握するのです。
課題を特定する
営業プロセスを見える化した後は、業務と所要時間を参考に「そもそも必要あるのか」「非効率なやり方をしてないか」の観点で課題を特定します。明確な目的もなく「昔からやっているから」といった理由で続けている作業もあるかもしれません。当事者である営業担当者にもヒアリングして、解決すべき課題に優先順位をつけましょう。
課題解決につながる対応策を検討する
最後に、抽出した課題を解決するための対応策を検討します。例えば、営業数値をエクセルに入力して上司にメール送付している場合は、Googleスプレッドシートに変えれば、オンライン上でリアルタイムで共有できます。担当顧客の引き継ぎに時間がかかっているのであれば、顧客情報を一元管理できるツールを導入すればよいでしょう。
近年、様々な営業支援ツールが登場しています。アナログで管理している営業組織の導入効果は大きいので検討してみることをおすすめします。
営業支援に役立つツール・サービス
SFA(営業支援ツール)
SFA(Sales Force Automation)は、営業活動の効率化と売上向上を支援するツールのことです。見込み顧客との商談から受注までのプロセスを可視化し、情報を一元管理できるのが特徴です。主な機能は、顧客管理や見積書作成、売上予測、タスク管理など。事務作業を効率化し、営業担当者をコア業務に注力させることが可能です。
SFAについて詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
関連記事:SFAとは?CRM・MAとの違いやメリット、ツールの選び方を解説
CRM(顧客関係管理ツール)
CRM(Customer Relationship Management)とは、顧客との関係性構築・維持を支援するツールです。SFAが見込み顧客との商談や受注までのプロセスを対象とする一方、CRMは受注後の顧客対応を中心に利用されます。SFAと同様の機能を有しており、顧客に関するあらゆる情報が蓄積され、一元管理できるのが特徴です。
どのようなCRMツールがあるのか知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:【2023年最新版】CRMツールおすすめ15選を徹底比較!無料版も紹介
MA(マーケティング自動化ツール)
MA(Marketing Automation)とは、マーケティング活動を効率化するツールのことです。SFAやCRMとの違いは、見込み顧客の獲得や育成を対象としている点です。見込み顧客の購買意欲を数値化するスコアリング機能やLP(ランディングページ)作成などの機能があります。見込み顧客の興味関心にあったアプローチをできるのが特徴です。
名刺管理ツール
名刺管理ツールとは、名刺をデータ化して管理できるツールのことです。スマホやスキャナーなどで名刺を取り込み、テキストで保存できます。顧客情報を手動で入力する手間が省けるだけでなく、入力ミスの防止にも役立つのが特徴です。また、データを一元管理できるため、担当者しか顧客の連絡先を知らないといった事態を避けられます。
問い合わせ管理ツール
問い合わせ管理ツールを利用すれば、電話やメール、チャットなどからの問い合わせを一元管理することが可能です。問い合わせ内容に応じて、対応する担当者を自動で振り分ける機能があります。問い合わせ経路が多いほど、管理は複雑化するもの。ツールを導入することによって、返信が遅れたり、漏れたりするリスクを低減できます。
営業コンサルティング会社
営業組織の課題を解決するには大胆な改革が必要なケースもあるでしょう。ツールの導入では解決しづらいと判断したのであれば、営業コンサルティング会社を活用する方法もあります。営業コンサルは売上アップのみを目的とした営業代行業務を行うのではなく、人材育成や営業プロセスの改善なども対応可能です。組織が抱える課題が根深いのであれば、営業コンサルに無料相談してみるとよいでしょう。
営業コンサルティング会社について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
関連記事:営業アウトソーシングにおすすめの会社9選!【2023年最新版】
おすすめはSFAツール
営業支援に役立つツールやサービスを紹介してきましたが、おすすめはSFAツールです。「営業支援ツール」とも呼ばれるSFAを使えば、事務作業を自動化したり、購買確度の高い顧客にアプローチしやすくなります。SFAにはCRMやMAの機能を搭載したツールもあります。無料トライアルが設けられているものも多いので、手軽に試せるのも魅力です。
SFAツールの選定ポイント
使いやすいか
営業担当者が使いやすいツールを選びましょう。SFAは日々の営業活動を入力するため、使いづらいツールの場合、入力がおろそかになってしまうおそれがあります。正確な情報が蓄積されなければ、戦略が的外れになることも。トップダウンで選定するのではなく、営業担当者に無料トライアルやデモで試しに使ってもらい、使い勝手をヒアリングするとよいでしょう。
費用対効果は高いか
搭載している機能と価格のバランスを考慮してツールを導入しましょう。一般的なSFAツールのランニングコストは初期費用と月額費用、オプション費用などです。初期費用や月額費用がリーズナブルだったとしても、オプションをつけなければ求める機能を使えないケースもあります。トータルコストを算出して比較検討するとよいでしょう。
サポートの充実度は高いか
SFAツールを導入したものの、運用の定着に失敗している企業も少なくありません。定着を確実なものにするためには、充実したサポート体制のあるツールを選ぶ必要があります。「サポートは導入までなのか」「運用の定着まで伴走してくれるのか」「問い合わせにはどのくらいの日数で対応してくれるのか」など、事前に確認しておきましょう。
マルチデバイスに対応しているか
パソコンだけでなく、スマホやタブレットにも対応しているか確認しましょう。外出先でも利用可能なマルチデバイス対応のツールであれば、営業担当者は場所を選ばず資料を確認できます。また、当日の商談内容を電車での移動中に入力することも可能です。業務効率を高めるには欠かせない要素なので、欠かさずにチェックしましょう。
連携可能な外部サービスは豊富か
現在、自社が利用しているシステムや将来的に利用する可能性がある外部システムと連携できるかも重要です。SFAツールは主に見込み顧客との商談から受注までのプロセスで効果を発揮します。SFAツールのみですべての情報を管理できるわけではないので、外部システムとの連携機能は不可欠です。
見込み顧客の獲得を効率的に管理したいのであれば、MAツールと連携できるものがよいでしょう。利用している名刺管理ツールのデータを活かしたいのであれば、連携できるかを確認してみるといった作業が必要です。
おすすめのSFAツール7選
ツール名 |
特徴 |
価格感 |
Mazrica Sales |
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初期費用:無料
Starter: 月額30,250円/5ユーザー
Growth: 月額121,000円/10ユーザー
Enterprise: 月額363,000円/20ユーザー
※価格はすべて税込み |
Knowledge Suite |
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初期費用:無料
グループウェア:月額11,000円 容量:10GB (超過1GBあたり2,200円/月)
SFAスタンダード: 月額55,000円 容量:5GB (超過1GBあたり8,750円/月)
SFAプロフェッショナル :月額88,000円 容量:50GB (超過1GBあたり8,750円/月)
※アカウント数はいずれも無制限
※価格はすべて税込み |
GENIEE SFA/CRM |
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初期費用:要問い合わせ
スタンダード:月額32,780円 プロ:月額54,780円 エンタープライズ:月額107,800円
※すべて10ユーザー分の費用
追加1ユーザーあたり スタンダード:月額3,278円 プロ:月額5,478円 エンタープライズ:月額10,780円
※価格はすべて税込み |
Sales Cloud |
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初期費用:要問い合わせ
Essentials:月額3,300円/ユーザー Professional:月額9,900円/ユーザー Enterprise:月額19,800円/ユーザー Unlimited:月額39,600円/ユーザー
※すべて年間契約の価格
※価格はすべて税込み |
ネクストSFA |
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初期費用:無料
基本利用料:55,000円 (10ユーザー分含む) ユーザー利用料:4,400円 (11ユーザー以降1人当たり) MA機能利用料:33,000円
※価格はすべて税込み |
kintone |
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初期費用:無料
ライトコース :月額858円/ユーザー スタンダードコース :月額1,650円/ユーザー
※価格はすべて税込み |
eセールス マネージャー
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初期費用:要問い合わせ
スケジュールシェア: 月額3,000円/ユーザー ナレッジシェア: 月額6,000円/ユーザー スタンダード: 月額11,000円/ユーザー
※利用人数31名以上の場合 ※税込み価格は要問い合わせ |
Mazrica Sales(マツリカセールス)
※画像引用元:Mazrica Sales
Mazrica Salesのおすすめポイント
- 現場の使いやすさを重視したデザイン
- 自動入力機能で業務効率をアップ
- 連携可能な外部サービスが豊富
Mazrica Salesは様々な業種で利用されているSFAとCRMの機能を搭載したツールです。現場での使いやすさを重視して設計されており、専門知識がなくても直感的に操作できるのが特徴です。
メールの送受信内容が自動的に取り込まれるため、あらためて入力する必要がありません。さらに、モバイルアプリのスキャン機能を利用すれば、名刺や議事録を簡単に取り込み、文字起こしを自動化することが可能です。手作業での入力作業を最小限に抑え、業務時間の削減に寄与します。
連携できる外部サービスが充実しているのも特徴です。Google WorkspaceやMicrosoft 365などのグループウェアに加え、SlackやChatworkなどのチャットツールなどと連携できます。
Mazrica Salesの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社マツリカ |
主な機能 |
顧客管理 案件管理 行動管理 レポート機能 AI機能 マーケティング 名刺管理 モバイルアプリ 連携機能など |
価格感 ※税込み |
初期費用:無料
Starter:月額30,250円/5ユーザー Growth:月額121,000円/10ユーザー Enterprise:月額363,000円/20ユーザー |
実績詳細 |
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Knowledge Suite(ナレッジスイート)
※画像引用元:Knowledge Suite
Knowledge Suiteのおすすめポイント
- SFAとCRM機能を搭載
- 利用可能なユーザー数が無制限
- 3ステップで日報を作成できる
Knowledge Suiteは、SFAに加えてCRMの機能も兼ね備えたツールです。別システムと連携することなく管理できるため、CRM機能も含めて見込み顧客の管理と既存顧客の管理をワンストップで行いたい企業におすすめです。
多くのツールがユーザー単位で課金されますが、Knowledge Suiteは使用容量によって課金される料金体系を採用。容量を超えなければユーザー数は無制限で利用できます。
日報作成では、スケジュール、商談、報告先の順に選択していけば3ステップで完了できるのも魅力です。営業担当者の日々の業務負荷を軽減できます。
Knowledge Suiteの概要・実績・価格感
会社名 |
ブルーテック株式会社 |
主な機能 |
顧客管理 商談管理 報告書作成 集計・分析 連携機能など |
価格感 ※税込み |
初期費用:無料
グループウェア:月額11,000円 容量:10GB(超過1GBあたり2,200円/月)
SFAスタンダード:月額55,000円 容量:5GB(超過1GBあたり8,750円/月)
SFAプロフェッショナル:月額88,000円 容量:50GB(超過1GBあたり8,750円/月)
※アカウント数はいずれも無制限 |
実績詳細 |
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GENIEE SFA/CRM(ジーニーSFA/CRM)
※画像引用元:GENIEE SFA/CRM
GENIEE SFA/CRMのおすすめポイント
- 直感的に使えるので定着率が高い
- 外部ツールと連携してさらに業務効率を高められる
- サポート体制が充実
GENIEE SFA/CRMは定着率99%を誇るSFA/CRMツールです。使いやすさが特徴で、顧客に関する情報は1ページに集約されており、プログラミングスキルがなくても手軽に項目をカスタマイズ可能。自社に適したデータベースを構築できます。
GmailやSlackなどの外部ツールと連携することで、入力・報告作業を自動化することが可能です。SFAだけでなく、CRMの機能を搭載しているので、受注以降の顧客との関係強化にも活用できます。MAツールと連携すれば、見込み顧客との接触からワンストップで管理することが可能です。
サポート体制も充実しており、定着率99%のノウハウを活かしてスタマーサクセスチームが、導入・定着をサポートしてくれます。サポート内容はカスタマイズも可能です。アフターフォローのミーティングも定期的に実施され、課題解決と目標達成に向けてサポートしてくれます。
GENIEE SFA/CRMの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社ジーニー |
主な機能 |
顧客管理 商談管理 名刺管理 グラフ作成 外部ツール連携など |
価格感 ※税込み |
初期費用:要問い合わせ
スタンダード:月額32,780円 プロ:月額54,780円 エンタープライズ:月額107,800円
※すべて10ユーザー分の費用
追加1ユーザーあたり スタンダード:月額3,278円 プロ:月額5,478円 エンタープライズ:月額10,780円 |
実績詳細 |
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Sales Cloud(セールスクラウド)
※画像引用元:Sales Cloud
Sales Cloudのおすすめポイント
- 世界トップクラスのシェア率を獲得
- AI機能で業務を効率化
- 自社の営業プロセスにあわせて使える
Sales Cloudは世界でトップクラスのシェア率を誇るSFAツールです。SMBCグループや中央電力株式会社や、任天堂株式会社などの企業に導入されています。大規模だけでなく、小規模から中規模まで様々な企業に利用されています。
AIを搭載しており、制度の高い売上予測や見込み顧客のスコアリングを活用できるのもポイントです。優先順位の高い顧客を可視化できるため、効率的に営業活動を行うことが可能です。
ドラッグアンドドロップで手軽にレポートを作成できるので、事務作業にかかる時間を削減できます。ダッシュボードは自社の営業プロセスにあわせてカスタムすることも可能です。
Sales Cloudの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社セールスフォース・ジャパン |
主な機能 |
顧客管理 商談管理 レポート 売上予測 テリトリー管理 ワークフロー自動化 外部ツール連携 ファイル共有など |
価格感 ※税込み |
初期費用:要問い合わせ
Essentials:月額3,300円/ユーザー Professional:月額10,560円/ユーザー Enterprise:月額21,780円/ユーザー Unlimited:月額43,560円/ユーザー
※すべて年間契約の価格 |
実績詳細 |
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ネクストSFA
※画像引用元:ネクストSFA
ネクストSFAのおすすめポイント
- MA、SFA、CRMの機能を搭載
- 直感的に操作できる
- 充実したサポートで継続率は98.2%
ネクストSFAはMA、SFA、CRMの機能を搭載した顧客管理ツールです。見込み顧客の獲得から受注、関係維持までの営業プロセスをワンスチップで管理できます。
直感的に操作できるのもポイントです。例えば、案件管理画面は、見込み顧客の購買確度をドラッグアンドドロップで簡単に並び替えたりできます。純国産ツールのため、表示も日本語で安心です。
充実したサポートも魅力で、98.2%(2023年3月時点)という高い継続率を誇ります。メールやチャット、電話だけでなく、訪問やWebによる会議も無料で利用できます。初めてツールを導入する企業は安心して導入しやすいでしょう。
ネクストSFAの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社ジオコード |
主な機能 |
MA機能 行動管理 案件管理 受注管理 アプローチ管理 マップ機能 代理店管理 報告書作成 データ分析など |
価格感 ※税込み |
初期費用:無料
基本利用料:55,000円(10ユーザー分含む) ユーザー利用料:4,400円(11ユーザー以降1人当たり) MA機能利用料:33,000円 |
実績詳細 |
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kintone(キントーン)
※画像引用元:kintone
kintoneのおすすめポイント
- 使える機能が豊富
- ITに詳しくなくても使える
- マルチデバイス対応
kintoneはアプリを取り込んで、自社オリジナルの顧客管理ツールを作成できるのが特徴です。サンプルアプリは部署や業種に応じて100種類以上も用意されています。顧客管理や案件管理から日報、お問い合わせ管理などの主要なものはもちろん、交通費申請などのアプリもあります。
ITに詳しくないユーザーでも業務に適したアプリを簡単に作成できる点も魅力です。小規模事業者や中小企業では、IT専門の部署がなかったり、プログラミングスキルのある人材がいなかったりしますので特におすすめです。
マルチデバイスに対応しており、スマホやタブレットからもリアルタイムで操作できます。外出先でも報告書や日報を作成でき、スピーディな情報共有が可能です。組織全体の営業プロセスをスムーズに進行できるでしょう。
kintoneの概要・実績・価格感
会社名 |
株式会社サイボウズ |
主な機能 |
顧客管理 案件管理 タスク管理 アンケート機能 問い合わせ管理など |
価格感 ※税込み |
初期費用:無料
ライトコース:月額858円/ユーザー スタンダードコース:月額1,650円/ユーザー |
実績詳細 |
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eセールスマネージャー
※画像引用元:eセールスマネージャー
eセールスマネージャーのおすすめポイント
- 入力工数が少なく、業務効率が高められる
- 見たい情報にすぐアクセスできる
- 定着率は95%
eセールスマネージャー5,500社超に導入実績があるSFA/CRMツールです。情報入力を簡単に行えるだけでなく、1回の入力で複数の項目に情報を自動反映できる仕組みを採用しており、入力工数を削減しながら効率よく情報を管理できます。
商談履歴や案件情報、スケジュールなどの様々な情報に簡単にアクセスできます。表示順序の調整も柔軟に変更できるなど、自社が使いやすいようにカスタマイズすることも可能です。
eセールスマネージャーの定着率は95%と高いのも安心できる材料です。機能や操作の説明に加えて、データの効果的な活用方法も案内してくれます。導入したものの、ツールを有効活用できていないといった事態に陥らないような体制が整えられています。
eセールスマネージャーの概要・実績・価格感
会社名 |
ソフトブレーン株式会社 |
主な機能 |
顧客管理 案件管理 商談登録 予実管理 タスク管理 日報管理 地図機能 スケジュール管理 連携機能など |
価格感 |
初期費用:要問い合わせ
スケジュールシェア:月額3,000円/ユーザー ナレッジシェア:月額6,000円/ユーザー スタンダード:月額11,000円/ユーザー
※利用人数31名以上の場合 ※税込み価格は要問い合わせ |
実績詳細 |
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SFAツールについてさらに知りたい方は以下の記事もご覧ください。
関連記事:SFAツールおすすめ20選!CRMとの違いや機能、選び方も解説
SFAツール活用の成功事例
株式会社ジャパンエフエムネットワーク
画像引用:株式会社ジャパンエフエムネットワーク
株式会社ジャパンエフエムネットワークは、1984年に設立されたラジオ番組の制作会社です。営業部門において「Mazrica Sales」を導入し成果を上げています。以前は紙ベースでの報告が主流となっており、データ整理に時間がかかっていました。ツールの導入により、進捗報告や売上データの確認が容易になり、業務効率が向上しました。
また、データを用いた評価基準を確立でき、成績評価に客観性と公平性をもたせることに成功。成果と評価を結びつけることで、担当者のモチベーション向上にも寄与しています。
誠伸商事株式会社
画像引用:誠伸商事株式会社
誠伸商事株式会社は、印刷機の周辺機器を開発・販売している会社です。営業担当者は日報週報をExcelで作成・提出しており、上司は内容を確認してメールで返信する手法を採用していましたが、担当者と上司の双方にとって非効率でした。また、会議ではエクセルを出力して共有していましたが、これにも手間がかかっていたのです。
そこで、SFAツール「Knowledge Suite」の導入。非効率的だったエクセルでの報告メールが廃止され、情報の共有と管理が効率化されました。会議では「Knowledge Suite」に蓄積された個々の情報を共有しやすくなり、業務効率の向上を実現しました。
株式会社アイジーコンサルティング
画像引用:株式会社アイジーコンサルティング
株式会社アイジーコンサルティングは住宅のメンテナンスやリフォーム事業を行う会社です。営業部門の生産性向上と業務効率化を目指し「GENIEE SFA/CRM」を導入しました。スマホに対応している点と基幹システムと連携できる点が選定理由です。
導入後、拠点ごとに営業状況が可視化され、課題の抽出やプロセスの改善をスピーディに行えるようになりました。効果的な戦略を立案・実行することで、新規商談の獲得数は120%アップを実現。成果を出すには現場のメンバーが使いやすいツールを選ぶことが重要だとしています。
営業支援を成功させるコツ
営業担当者の理解を得て進める
営業担当者の理解と協力がなければ、営業支援を実施しても成果を出すのは難しいでしょう。現場の意見をヒアリングせずにトップダウンで勧めた場合、反発を招くおそれがあるからです。営業支援を実施すれば、営業担当者に大きなメリットがある点を腹落ちさせてから取り組むとよいでしょう。営業担当者と連携を図り、納得してもらえるようなアプローチを行いましょう。
営業担当者に負担をかけ過ぎない
営業支援を実施する際は、ツールを導入したり、営業プロセスを変更したりと変革を求められるため、営業担当者に一時的に負担がかかることも予想されます。慣れるまでに時間がかかることもあるため「以前の方がよかった」と思われてしまう可能性も。営業手法を大幅に変更する際は、無理のない計画を立てて進めるのがポイントです。担当者の声に耳を傾けて柔軟に対応しましょう。
社内体制を整備する
営業支援を円滑に進めるためには社内体制の整備が不可欠です。例えば、SFAツールを導入する場合、システム担当者の配置が必要です。営業担当者の業務負担を軽減するため、事務作業スタッフを採用するケースもあるかもしれません。ポイントは、営業担当者の負担を軽減するために、既存スタッフの負荷が増えないようにすることです。ツールに任せるのか、新規雇用スタッフに配分するのか見極めて判断しましょう。
【まとめ】営業支援サービスを活用して売上アップを実現しよう
営業支援を実施する手順やおすすめのツール、成功事例などを紹介しました。営業支援を行うことで、担当者の負荷が軽減されるため、売上につながる営業活動に注力できます。おすすめは無料トライアルのあるSFAツールの導入です。現場と連携をして運用を定着させて、売上アップにつなげましょう。
なお、営業支援は営業代行会社に依頼することが可能です。営業代行会社の探し方・選び方がわからない!という方は営業幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
【無料】営業代行会社を紹介してもらう